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2017.02.23 (Thu)

乳がん記録58:晴れて3年の刑期満了

21日にマンモの検診を終えて、
自分としては、
トリプルネガティブタイプの乳がん患者としての刑期は満了した
ということにしました。
私のサブタイプでは、これ以降、
再発転移の可能性はほぼなくなるといっていい。
乳がんの中では1割くらいで、メジャーなタイプではない。
リスクは他のタイプよりもそれなりに高い。
いろいろな治療法のある乳がんの中にあって、
抗がん剤治療くらいしかドドンと効果のあるものはない。
というか、それ以外の治療はタイプが違うので、
そもそもやる意味がない。
そして3年間逃げ切ればいい。
最初にこのサブタイプだと分かった時はさすがに背筋がヒヤリとするものがあった。
でも治療を進める中で、自分の中でどんどんと受け入れていくことができて、
今や、これで良かったくらいの勢いだったりする。
まわりにトリネガになって激しく悲嘆している人がいたら、
ぜひ私のブログを勧めてほしいと思う。

なところで。
今年に入ってからのあれこれ。

2017.01.19

毎年恒例の人間ドック。
乳がんサバイバーとして気になるのは腹部エコーや血液検査でしょうか。
後日なんやかやと言われないといいんだが、まあ~大丈夫でしょう。
週末の暴飲暴食をなかったことにするべく、
ジムとアクアで大暴れしてきたら、効果がちゃんと出て、
最近の中ではかなりいい数字(体重)を出してしまったので、
来年のハードルをいたずらに上げてしまったなと、複雑な心境です。
キープすればいいだけの話ですけど。

婦人科健診では、数年前から経過観察状態だった子宮筋腫が、
ほぼ無くなってると言われました。
やったー!
去年はまだそこまでではなかったのですが、
化学療法による閉経も時間がたてば効果が出ますね。
これでまたひとつ、心配事が減りました。
まあ早く閉経したらしたで、それなりの弊害があるんでしょうけどね。
今のところ更年期も骨密度も問題ありません。
また一歩、卒業に向けて前進したかな、と思ってます。
閉経という事象も、フツーであれば、
終わるのやら終わらないのやらな不安定な状況だったり、
メンタルに影響出たり、あるんでしょうけど、
「薬のせいだかんね」(キッパリ)と言えるワタシは、
やっぱツイてるんだろうなー。←ほんとにめでたいよ

2017.01某日

人間ドックから結果が届く。
肝臓の障害が考えられるので3か月後に再検査しましょう、
などと今まで見たこともないことが書かれている。
なんちゃらいう数値が高いらしい。
12月から始まった怒涛の飲み会ラッシュのツケが回ったのだろうか。
乳がん絡みの所見はないので、あまり気にしないようにして、
とりあえず次回、センセに会う時にこの結果を持って行くことにする。

2017.02.17

この日で、手術からまる3年となる。
執行猶予期間が終わる。
人間ドックの結果は微妙に気になるし、
まだマンモとエコーが控えているのだが、
とりあえず今日で大きなひとくくり。

昼ゴハン時、同僚に、今日で3年経ったんだよと話す。
3年の間に、社員だけでなくパートの入れ替わりも多く、
今やリアルタイムで知ってる人は半分もいないかもしれない。
もともと自分から治療のあれこれを話したりはせず、
黙々と仕事をしながら、有休を使いつつ通っていた。
別に聞かれればなーんでも答えてあげたのに。
この時も、微妙に返答に困っている人たちがいて、
なんか面白かったっす。
当時の私がやってたこととか、
きっと想像もできないんだろうなあ。

夜は、お祝いじゃー!と、旦那とディナーなどしにいく。
呑み過ぎ食べすぎで、翌日ダルダル。
プールには行けませんでした。うう。

2017.02.21

12月以来の検診。
1年ぶりくらいのひっさびさのマンモ。
今のクリニックでやるのは初めてなので、ドキドキだったが、
今回もあんまり痛くはなかった。
1年くらい前に、術後初のマンモをやった。
誰に聞いても術後マンモは痛いということだったのだが
拍子抜けするほど、たいして痛くはなかったのだった。
手術前にやってた時の方がずっと痛かったよなあー。
で、今回も同じくらいの痛みで、これなら楽勝といっていいくらい。
まあかなりレアケースなのかもしれません。

今のクリニックは、先生が一人でやってるので、
ぜーんぶ先生がやってくれるのであった。
マンモは女性の技師さんらしい人が呼びに来たので、
さすがにこの人がやるんだろうなあ、と思ったら
先生自ら、胸を押さえて挟んでスイッチ押してくれて笑ってしまった。
大病院は言うまでもなく、最初に行ってたクリニックだって、
マンモの検査は他の技師さんが担当してたけどね。

マンモの結果は特に問題なし。
右胸の石灰化にも大きな変化はなく、
何かを疑うような状態では全然ない。
まだ乳腺が白く映るようなので、(若いって言われちゃったー)
マンモだと見えにくいところはある、と言われる。
今日はエコーやんないのか。
なんか不安だなーと、次回やってもらうことにしました。
ここから先はもう普通の定期健診な感じですな。

人間ドックで出ていた肝機能の値は、
とくに神経質になるほどの数字ではないそうなので安堵。

センセ一人で他の患者さんを同時進行で診ているので、
診察室と待合室を行ったり来たりという状態で
時間はそこそこかかったけれど、
親身になって診てもらっているという感じがとても大きいので
気持ちも落ち着くし、安心感もある。
ほんと、いい先生に会えたと思う。

帰りのバスを待ってたら
なーんかとても胸のあたりが軽くなってた。

この数日、なんとなくささくれだった気分でいたのだけど、
やっぱ不安だったんだな。
診察を終えて、何もなかったというのが分かって、
気付くとすっごくラクになっていた。

もうジムに行くには遅かったので、
スーパーでちょっといいエビスビールを買って帰りました。
しみじみと、んまかった。


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16:58  |  日々是乳癌  |  トラックバック(0)  |  コメント(5)

2017.02.23 (Thu)

1617CL ROUND16#1 パリ・サンジェルマン対バルセロナ

突然のサカ記事。
しかも試合はもう先週おわっていたりする。

いやー大興奮でした!!
久々に、画面にくぎ付け。選手の一挙手一投足から目が離せない。
ユーロ2016以来だよ、こんなにガッツリとサッカーを見たの。

私はもちろんパリサンジェルマン応援。
といってもCLで見るくらいしかできてないけど。
今季ウナイ・エメリに監督が変わって、
去年のゲームは、まだまだ選手たちに、
システムの変化が浸透してない感じのサッカーが多かった。
マテュイディだけ孤軍奮闘、みたいな。
ズラタンが抜けて、カバーニが名実ともにトップになったけど、
相変わらずと言うか、超カンタンそうなシュートを外してたり。
出来上がっていたものを、新しく構築するというのは、
一流プレーヤーが集まっていても、
そうそう簡単にはいかないんだなーともどかしく見てました。

ウィンターブレイクを開けて、
CL決勝トーナメントの組み合わせもちゃんと知らずに予約を入れました。
ニュースでうっかり「あのバルセロナが」などというのを見て、
あ、やらかしたのか?(でないとこんな形で取り上げられない)と思ったけど
その時、バルサの相手がパリだということはすっかり失念。
昨日になって、パリの試合をようやっと見るかあ、と
再生押したら相手がバルサでした。はは。
おかげで、面白い試合になりそうだ、と期待値を持って見ることが出来ましたよ。

でもまさか、前半で2点も先制とか、考えなかったなあー。
冬の人身売買で入ったドラクスラー(もちろんここで初めて移籍を知った)が
すっかりオトナな顔になって、
モチベーション高いでーす!なプレーで見せてくれました。
なんか感無量ですね。

最近流行りのデュエルってのは、ツヴァイカンプってことでいいのかな。
今日のパリはもうそこここでバルサ相手に勝ちまくっていた。
しかもガツガツ、フィジカルでゴリ押しするんじゃなくて、
スマートに体を寄せてスルリとジャマをし奪っていく。
一人で奪いきれなくても、続いて二人目三人目が連動して襲い掛かり、
最初の選手が崩した相手がバランスを持ち直す前に、
ボールを奪って任務を完遂していく。
そして流れるようにカウンター。
痺れるようなスルーパス。
完璧な守備そして攻撃への流れ。
一流のサッカーって、やっぱり最高に面白い。

パリの選手たちがぜんぜん慌てないのだ。
身体が充実していて集中力が半端ない。
サッカーは体型でやるものではないし、
どんな体型でも出来るのが面白いスポーツなのだけど、
今回はパリの選手のスマートさが際立ってたなー。
背が高く、手足が細く、しなやかな動き。
でも体幹が強くて、競り合っても負けないし、
バランスを崩しても次への動きが素早い。
一人がつぶれても、周りにフォローする選手がいるので流れが止まらない。
でもこれは相当の運動量がないとできない技で、
最後まで持たないというのが常なんだけど、
今日のパリは80分まで全然勢いが衰えなかったなー。

ベラッティが怪我で退場した時が、
一番どうなるか!?と思ったところでした。
ラビオ、マテュイディとの中盤3枚が完璧だったから。
しかしながら、入った選手もうまく流れに乗って、
ここまでのペースを崩すことなく、
パリがとどめの4点目を入れたときはもう最高すぎて泣きそうでした。
しかもカバーニ!!
しかも、普通よりもぜんぜん難しいだろ!なハイスピードのシュート!
こんなカバーニを見るのも久々だよー(涙)

この辺から明らかにバルサの選手たちがイライラを爆発させてましたね。
でもパリは冷静さをキープ。
これまで煮え湯を飲まされ続けていたエメリ監督と、
さんざCLで対戦させられてきたパリ。
むしろここまで経験してきたことで、
バルサに対するリスペクトという畏怖やら緊張が無くなって、
フツーに倒す相手として闘えてるように見えました。
もともとサイズの小さいバルサの選手たちが、
いらついて審判に文句を言ってみたり、
相手にいらぬちょっかいを出したりすることで
余計にちっさく見えてしまったなー。

残り10分になって、アウエーゴールを取られたくない&疲労もあって
自陣に引く場面が増えたのでちょっとヒヤヒヤでした。
バルサの前線3枚相手に、たとえあと10分でも、
これは得策ではないんじゃないかと。
ほんのちょっとの隙間だけで、ゴールを奪える力を持ってる選手ばかり。
やはりというか、シュートチャンスが増えてしまって
あわやというシーンも。
これはマズイ、でそのあとは奪ってから中盤、相手陣内でキープという形に
持って行ったので安堵しました。
相手はバルサなのだから、1点だって、持ち帰らせてはいけません。

とにかく、バルサらしいことをすべて封じ込めた試合でした。
お土産ひとつも持たせずに、
次は敵地カンプノウでの対戦です。
バルサだって今回のようなやられっぱなしの試合にはならないでしょうが、
ひっくり返すのは至難の業。
つかパリが!今度こそ上に行くもんね!!

そんで。
またも壮大な後出しジャンケンなんだけど、
ワタシ、ラビオにずーーっと注目してたのです。
彼がローンで出される前から見てたので、
ウィキを調べると1213シーズンに興味を持ったんだなー。
最初からおお!って感じではなく、
パリの試合を他の選手を目当てに見ていて
見終わった後に、プレーがココロに残る選手がいたなあ、というタイプ。
なんか堅実というか、気の利いたプレーを見せてて。
ひょろっとしてるんだけど弱くない。
しかも当時からあのクルクルの髪の毛。
それからパリの試合を見るときは、
必ず出てるかどうか気にして見ていた選手。
なんですが、まあ実際はそこまで上手くなったー!!という試合はなくて、
豪華な選手たちが揃うパリの中では、スタメン確保も難しい位置で。
でもそれなりに出場機会はコンスタントにもらっている感じ。
が、
今回はモッタの出場停止のおかげで最初から起用されたのかな?
中盤の底に入ったのだけど、序盤からすごい気合い。
いきなり後方から走り込んで相手のボールをインターセプトするという技からスタート。
早々にネイマール相手にファウルしてイエロー食らってしまいましたが、
そのあとのプレーはとてもイエローもらってるとは思えないほど
冷静でタフなプレーの連続でした。うーん、メンタルも強いっす。
メッシから何度ボールを奪ったことか!
彼のインターセプトが、何度パリのカウンターの起点になったことか!
もうきゃあきゃあ言いっぱなしでした。
今日のラビオは凄すぎる!
ワタシじゃなくても、この試合で注目する人が増えてくこと必須!
小さいメッシの身体に、190センチ近いラビオの長い手足が絡みついて、
後ろからでも真横からでもするりとボールにタッチして、
今度は細い体をしなやかに動かして
相手をかわして次への動きへ移っていく。
もう惚れ惚れです。
知らん間に、首も太くなって、四肢もハリがあって、
筋肉質なんだけどモリモリじゃない、
とてもイイ感じに体が出来上がってきてます。
しかもまだ21だよ!!!(つか私が注目した時って17とかそんなか?)
これからどんだけ化けるんだろう。
嬉しいことに男前度もアップ。モデルのようですよ。
以前は草食動物のようなちょっと寝ぼけた顔だったのに。
25くらいになったらアナタ、
精悍になってすごい色気も出てきそうな感じですよ。楽しみ―!
パリの中心選手になってるか、
どこかにさらわれていくか分かりませんがね。
こういう自分だけが気になってた選手が、
やっぱ本物だったと知るときが一番楽しいです。ふふん。

思わず、興奮のままにサカレポなどアップしてしまいました。
しかも毎度の自分目線で、
どんな試合展開だったのか誰が出てたんだかというちゃんとした情報が抜ける。
ま自分メモなんでいいんです。(とはいえ、あとから自分で読んでもわからない)

もう誰もサッカー目当てにここなんて来てないよ(苦笑)

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タグ : パリ・サンジェルマン ラビオ

09:32  |  CL・その他クラブチーム  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)

2017.02.21 (Tue)

RYUMEI・ファンミーティング6のお知らせ

みなさま、RYUMEIさんのCD「アドサムPlus」への
期日内のご入金ありがとうございました!
これからCDの発注に入ります。
出来上がるまで楽しみにお待ちください。

さて今回は、おまちかね!
RYUMEIファンミーティング6回目のお知らせです!

5月13日(土)
荻窪アルカフェにて。http://alcafe.incoming.jp/
開場19:00、開演19:30
完全撤収23:00で予約しています。
料金については後日お知らせします。
飲み放題付き・持ち込みOK!で
3500円~3000円の範囲で考えています。
まだまだ先ではありますが、
万障繰り合わせの上、ご参加ください。

今回のCD再販でRYUMEIさんの音楽を初めて聴く方にも
ファンミ6のご案内、よろしくお願いしまーす。
今のうちにリクエストなども考えておいてくださいねー。

興味のある方もお気軽に、メールでお問い合わせください。

テーマ : LIVE、イベント - ジャンル : 音楽

タグ : RYUMEI 小田木隆明

09:26  |  来生たかお  |  トラックバック(0)  |  コメント(3)

2017.02.19 (Sun)

ちゃんとした服もつくるよ

いきなりお蔵出し。
書くだけ書いてほったらかしていた針仕事カテです。

ワタクシの場合、だいたい好みの柄優先で布を買い、
服にするとヨソでは売ってないようなものが出来上がるわけですが、
そこそこちゃんと見える服も作ります。
無地だと作った感があまり出ませんね。

白いTブラウス。
このパターンで作った服は4着目。
首回りを3センチ細くして、ようやく自分サイズになった気がします。

白1

ちょっと模様の入った薄手の白無地。
軽くて柔らかくて気持ちのいい布です。
日暮里で最近のお気に入り、南和商店さんで購入。
メーター300円くらいだったかな。
こないだのシーツにしたチェックのリップル生地もここ。

白2

袖口におおざっぱなリボン。

白3

首回りを狭くしたので、後ろは空きをつけて。

エンジのワンピース。
これも日暮里で買ったもの。メータ―300円。
たぶんシーチングでありましょう。

エンジ半袖3

まだ暑い時にパターンを取ったので、袖を半袖にしちまいました。
着る時期を考えて、せめて5分丈にするんだった。

エンジ半袖2

タックがきちっと計算されているので、そのままのサイズで作りました。
ウエストがギリギリ(苦笑)太れない。

後ろは紐で。
ひさびさに脇にポケットもつけました。

エンジ半袖1

御大のライブに着ていきましたが、
その日はえらく寒くて、インナー着たら首からチラ見えする残念さで
首にロングスカーフ巻いて見えないようにごまかしつつ防寒。
なんで作るときにもっと考えないのか。

以前アップしたワッフル地のリメイクブラウスを、
急きょツーピースに。
ただのゴムのスカートを作りました。

ブラウスはそのままだとだぼっとしてるので、
ウエストにレースの紐を挟み込んで、後ろで少し絞るように。
やっつけ技なんだけど、最初から考えてました、な感じになったかな。

ワッフル5

友人のお祝いの席に着ていったら、意外に好評でビックリ。
ハイエナの群れのような、ツッコミの鋭い私の友人たちに
ここまで褒められるとは(汗)
カーテン用のインテリア生地かもしれないんだけどね。

もう一つ、かなり前に出来上がっていて
季節外れなのでまだ着ていないというチュニックがありますが
これはまたそのうちアップします。

テーマ : ハンドメイドの作品たち - ジャンル : 趣味・実用

タグ : 手縫い

12:51  |  趣味の針仕事  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)

2017.02.18 (Sat)

天下御免のサバイバー

2017年2月17日で、術後まる3年を迎えました。
トリプルネガティブの私は、ここで執行猶予期間を終了。
晴れて、天下御免のサバイバーとなります。
とはいえ21日に、1年ぶりくらいのマンモ&エコーを控えておりますので
その結果を待ってからという感じではあります。

ともあれ。
3年間、逃げ切ったワタシ、お疲れ様。
なんというか、やはり自分の性格に合ったタイプが、
自分にやってくるのだと思ったりします。

また後日、経過はアップします。

テーマ : 乳がん - ジャンル : 心と身体

00:07  |  日々是乳癌  |  トラックバック(0)  |  コメント(4)

2017.02.16 (Thu)

本棚:『圏外編集者』ほか

去年読んでいたもの。
とりあえず書いておいてアップしてない、というのがたまってます。
前回ゆるめの本を続けて読んでたので
今回はぐっと濃い経験値の詰まった本が並びました。

『圏外編集者』:都築響一(15.12)
編集者の方が、よくぞ粘って、聞き書きの本にしてくれました!という1冊。
何かを発信する、ものを作る、ってどういうことか、
気付きと刺激に満ちた本。
「好き」のエネルギーが、何をおいても一番の原動力なのだと分かる。
都築さんはいつも人が素通りするような面白いものを
取り上げている、と思っていたが、
実は「誰にでも関係するもの」「行こうと思えば行ける場所」を
取材しているのだと気付く。
たしかに、ゴージャスでオシャレで高価なものは、
ほとんどの人には現実味がなく無関係なもので、
それが記事の中心になっている雑誌ばかりであるほうがおかしい。
音楽でも美術でも文学でも観光地でもライフスタイルでも
専門部署の人間ならば、
もっと早く、効率よく、アクセスできるはずなのに、
やらないから、自分が一からやらざるを得ない。
手間と時間とお金がかかっても伝えたいものがあるからやる。
写真をてがけるのも、人に任せる時間とお金を惜しんだからで、
その結果、他の人とは重心の違う写真が撮れる。
「作品」ではなく「報道」だから、
紙面のデザイン性よりも、一つでも多くの情報を伝えたい、というのも
当たり前のことなのに、気付かずにいたこと。
都築さんが仕事を始めたころよりも、環境はまったく変わって、
プロとアマを分けていた差がどんどんとなくなっている。
技術を底上げする機材も安価で高性能になったし、
発表の場所もいくらでもあるし、どこにいてもできる。
ネットでデータにすれば、物理的なスペースも不要。
雑誌が死んでいくのも仕方がない。
この本の最初は、
自分の好きなこと、興味のあることをいかに実現するかな内容で
後半は、周りの目を気にせずに自分の好きなことを突き詰めている人を探して
取材していくことの醍醐味について語られる。
いずれにしても「好き」の力がなければ、面白いものは生まれない。
検索して見つかるようなものに、新しさはない。
都築さんのメルマガ、ものすごく面白そうだけど、
週1回の配信で、いくらスクロールしても終わりが見えないようなボリューム感、
しかも内容的にも濃ゆいに違いないものを、
定期購読できる自信がないわー。

『ウェブでメシを食うということ』:中川淳一郎(16.06)
『ウェブはバカと暇人のもの』の著者の本。
ネットが広まっていく過程を自分の体験をもとにして語っていて分かりやすい。
最後は固有名詞が多すぎて、
知っている人なら、つながりの醍醐味を感じられるのかもしれない。
ネットで有名になった人たちと言うのは多数いると思うが
ひとつの事例を知ると、
今の膨大で、とらえられない規模の世界にも
始まりがあって理由があったんだと分かる。
ネットニュースをはじめとして、
更新の頻度と記事の多さを思うと
どうでもいい内容、どうかと思う参照先、
反応として挙げられる事例の薄っぺらさ、
文章の拙さ、
どれも致し方ないことなんだろうが、
いつのまにかそういう単純で分かりやすく本当にそうなのか検証も甘いようなネタと
瞬発力だけの無責任な反応に埋もれて、
世間の雰囲気が作られてってしまうのかなと不安になる。
今もこの先も、
誰がどこまで網羅できるのか、
広がりすぎた世界を整理し説明してくれる人が
求められるように思う。
他にもたくさん著作があるようなので、つまんで読んでみるつもり。

『マンガ熱 マンガ家の現場ではなにが起こっているのか』:斎藤宣彦(16.07)
ボリュームと情熱に満ちた本。
Eテレでやっている「漫勉」が好きで見てるのだけど、
あれを見たあとだと、文章だけというのは分が悪い気がする。
自分が知っている島本和彦や藤田和日郎であれば、
熱い言葉の数々がストレートに入ってくるのだけど、
あまりなじみのない人、知らない人になると、
しかも作品を絡めてとなると、正直あまり分からなくなる。
やはり筆の動くさま、絵が出来上がっていく過程ほど
漫画を知るのに最適なものはないんだなあと実感。
でもこれだけ濃い中身のインタビューはそうないと思う。
島本和彦さんの「ギャグ特許」の話、
藤田和日郎さんの「ヒーローは間に合わなければならない」、
こういう一言が読めただけでモト取った感じ。

『毎日が一日だ』:いしいしんじ(16.03)
毎日新聞に連載されていたエッセイをまとめたもの。
『京都ごはん日記』に書かれていたことが、
読みやすい文章で、説明も加えられて、
いしいしんじを知らない人にも分かりやすくなった感じ。
息子に対する愛情を、作家の客観性と文章力で書くと
誰のココロにも繋がっていく深みが出る。
男性作家が子供について書く文章が私はすごく好きだなー。
この作家の子供だから、で
他の子供には体験しようのないものもたくさんあるけれど
日常の中で子供が見せる新鮮な反応や言葉は、
子育ての醍醐味なんだろうと思う。
目の前の小さなことに怒ってばかりいるお母さんや、
仕事に追われるばかりで時間のないお父さんに、
こういう本を読む暇もないのかもしれないし
読んでも味わうほどの余裕もないのかもしれない。
でも後から振り返って、うつくしい思い出として読むよりは
今読んで、今の時間の大切さを感じてほしいなあ、
などと部外者は呑気に思ったりする。

テーマ : 最近読んだ本 - ジャンル : 本・雑誌

09:39  |  蛸足図書室  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)

2017.02.12 (Sun)

キックだけでは物足りない!

今日は、優待券を使って某フィットネスクラブに行ってきました。
かねがね興味のあった、ファイトアタックPROというプログラム。
同じジャンルのファイトアタックBEATは、3回ほどやったのだけど、
PROというのだから、さらにストイック、ないしはマニアックなものであろうと
ワクワクして行ってみました。
が、
やってみたら、あまりBEATと変わらない内容でした。あらら。
ウォーミングアップの1曲目のあと、
2曲目3曲目と違うコンビネーションをやったあと、
4曲目は、この二つを繋げてやる、という流れはBEATも同じ。
まあセンセが変わると、そこそこ新鮮味があって面白いのですが、
これ!という特徴はそれほどなかったかな。
これくらいならヨユーで動けましたよ。

参加するのは初めてなので、
最初にインストラクターの方に「初めてなんです~」とアピールしておいて、
終わって挨拶するときには、
センセから「すごい、上手ですね!」と褒められました。ほほほ。
誰よりも低い重心で、誰よりもキレのある動きをしてますから。
ダテに7年もやってません。

でもやっぱね、
F橋アリーナでやってるグループキックが一番ハードで過激だと思います。
キックボクシングの動きにとどまらず、
ムエタイ、空手、総合格闘技(MMA)、
たまにジンガやらカリオカとかブラジル系の動きも入る。
もう格闘系の動きなら何でもアリで、
レッスン1回の中で7曲(クールダウンも入れれば8曲)の
それぞれ違う動きができて飽きることがない。
イメージする動きも
「相手の前髪つかんで顔面にストレートパンチをあびせる」だの
「ジャブクロスのあと、胸をどついて引き離してからの回し蹴り」とか
とても具体的で、動きにも意味があるからやる気出るんです。
バックキックからのジャンプキック連続技とか、
かなりハードなアクションもあって、
私の中の小学2年生男子の血が騒ぐのなんの。
裏拳とかもう、カッコよくてゾクゾクしちゃう。

エアロビとかZUMBAとかだと、もうね、恥ずかしくてダメなんすよ。
だいたい動きに意味がないし。バカっぽいんだよなー。

最近、ようやくというか、
2の腕が若干、すっきりしてきました。
テニスを止めてから、プヨプヨするばかりだった腕の肉も
アクアビクスと格闘系エクササイズの2本立てで、
ようよう効果が出てきたようです。
まあ客観的に見ても「細くなった」とはいいがたい代物ですが、
前よりマシになっただけですごく嬉しいです。

タグ : ファイトアタックPRO グループキック アクアビクス

23:43  |  蛸足格闘部  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)

2017.02.02 (Thu)

RYUMEI「アドサムPLUS再販プロジェクト」振込のお願い

アドサムPLUS、ご予約ありがとうございました。
先月を持ちまして、予約のほうは締め切らせていただきました。
みなさまのおかげで、最終的な予約数は、
87枚
となりました!
パチパチパチ!!
ほんんっとおーに、感謝です!

で。
このたびの予約を受けまして、
RYUMEIさんのほうで、発注を予定より大幅に増やすことにしたようです。
今回の締切に間に合わなかった方でも、大丈夫。手に入ります!
欲しい方はご連絡くださいね。
言わずもがなですが、
たくさんの予約があったからこその、増産です!嬉しいー!

さて、振込いただく金額、
振込先の口座や、振込の仕方など、
それぞれにメールでお知らせしていますので、
長いですけど、よく読んで、お間違えのないようにお願いします。
時間帯によっては、相手の口座の名義が確認できないこともあるでしょう。
お気を付けくださいね。
あ、コンビニからの振込、ネットバンキングを使った振込については
私が分からないので書いてません。
できる方はそれでも良いです。

配送は枚数に応じて、
レターパックライト・レターパックプラス・ゆうパックの3パターンになります。
ゆうパックの方は、着払いでお願いします。
なので、振込の金額はCDの分のみになるので、
そこをお間違えなきよう。

困ったことがあったら、早めのご連絡をお願いいたします。
振込の締切は 2月17日(金) といたします。

みなさん全員の振込が完了したのち、
CDの発注に入ります。

商品のお届けは3月以降になります。
楽しみにお待ちください。

以下はどうでもいいはなし。

テーマ : LIVE、イベント - ジャンル : 音楽

タグ : 小田木隆明 RYUMEI

21:56  |  来生たかお  |  トラックバック(0)  |  コメント(8)
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