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2008.11.24 (Mon)

0809-2BL #14 マインツ対ザンクト・パウリ

飲んでます。
ヤケ酒と言うやつ。
泣きそう。

堪え切れなかった残りの時間、マインツはもっとしたたかに、
逃げて使えば良かったのかもしれない。
でも火が付いた選手達の気持ちはさらに前へ前へと進むように見えた。

勝っていたその時まで書きたいことは山ほどあったのだが、
今はもうマーカスのことで頭がいっぱい。

マーカスのために、勝ちたかったのに。
彼が走り続けた90分を思い出すと、何か泣きそうになるんですけど。
胸がいっぱいになって言葉が出ない。

私が好きなマーカスの、さらにものすごいバージョンアップしたヤツが、
ピッチの中で火の玉になって走っていた。
気合いのエネルギーが塊になって、
彼の全身に力を次々と注ぎ込んでいるみたいだった。
気持が体にすぐ直結するように、彼が思ったところへ体が反応し、
ボールもチャンスも彼が望んだように吸い寄せられてくるようだった。

彼の一つ一つの大きなアクションがまた気持ちを揺さぶるんだよ。
これ以上はないくらいの振り抜き方で、
全身に気持ちをのせてボールにぶつけるように蹴っていく。
大振りなのにそれが自然で、まさに今彼の中にあるイメージを
体で表現しているみたい。

maisan3.jpg

時折目に入る、太ももにびっしりと貼られたテーピングが痛々しい。
彼のプレーはキレることなく、攻撃に守備に1:1のしのぎ合いに、
サポの心を激しく揺さぶったと思う。

ああいくら言葉を尽くしても、足りない。

2点を決めてくれた9番のボルハ、ありがとう。
マーカスの頑張りに報いる2得点だった。

maisan6.jpg

わーんダメだー。
思い出すだに胸が詰まる。
マーカス、たまらなく素敵だった。
勝利で笑顔で、
緊張でガチガチになった体を最後にほぐしてあげたかった。
今日のマーカスのプレーは、ずっとずっと心に残る。

いえ、彼だけが頑張っていたわけではないです。
とてもいい試合だった。
逆転したあとは、早く終わってほしいような、まだこの試合を見たいような
複雑な気持ちになったほど。

ザンクトパウリのサポの応援のものすごさ。
どんだけあるんだよ!と思うほど、次から次へと応援歌が出てくる。
マイクがパウリのサポ席に近いところにあるんだが、
どっちがホームか分からんくらい。
野太くて音の幅がないヤローどもの歌声がずーっと続く。
音痴なやつも混じってておかしいのだ。
マインツのサポの応援歌がひどく爽やかに聞こえる。

ザンクト・パウリは守って引きこもりではないので、
妙にプレミア風味な、スピードがあって熱くて
ガチのぶつかり合いが火花を散らすような展開でどんどんと惹きこまれた。
マインツがボールを持って前を向いて攻撃のスイッチが入った時に
一斉にわっと動く複数の選手達にゾクゾクした。
ちょっとバンセだけが、このノリについて行けてないようで、
一人ドン引きな状態なのが足を引っ張るように見えた。
マインツのリスタートに、前で邪魔する選手目がけて思い切りボールを蹴り当てて、
パウリの選手倒れる。
そのプレーに対して、主審が手品よろしく2枚のイエローを両手で掲示。
この試合のスピード感にマッチしたアクションに当のカルハンも苦笑い。

maisan1.jpg
maisan2.jpg

ストリーミング中継で見ていたのだが、
このハーフタイムの臨場感がたまらなく好きだ!
スタジアムにいるような気分になる。
アナウンスのエコーがかかった感じ、サポのざわめき。
気持ちがあの場所に帰るのだ。
ああブルッフベックに戻りたい!

後半、ボルハを入れた後、あっという間に同点に、
そして逆転した後も、
マーカスのプレーは変わらずに、攻めて守って味方を鼓舞した。
マインツの選手達もそれに呼応して、足を止めずにボールを追った。
一度ボールが流れて、チャンスが潰えたかと思ったそのあとも、
マインツの選手が諦めずに追いかけてボールをものにしたとき、
スタジアムのため息が歓声にスライドするように変わっていったのだ!
鳥肌が立ったよ。
マーカスがボールを持って抜け出そうとしたところを、
後ろからのファウルで倒されたシーンでは、
ぺコビッチが執拗に相手選手にネチネチ絡んでいたのが印象的だった。
「てめェコラざけんじゃねーぞわかッテンのかゴルァ」
な感じでずーっと因縁つけてた。
なんていいやつなんだ。私の代わりにありがとう。

残り時間がどれだけあるのか分からなくて、
早く終われと必死で念じながら、
最後あとここだけしのいでくれと、
それでも続く相手の攻撃に死ぬ思いをしながら、
ゴールを割られてしまった瞬間、どどっと力が抜けた。

ロスタイム2分。
それでもマーカスは最後まで、諦めないで走ってたよ。

ううううう。

maisan7.jpg

試合終了後、パウリの選手達は、
監督の言葉を円陣組んで聞いていた。とても長く。
私が彼等の試合をちゃんと見たのは初めてなような気がするが、
自称・世界遺産(笑)のこのクラブは
なんというか、実に魅力のあるチームだった。

ここまで書いて、でもやっぱり
マーカスのプレーを思い出すと胸が痛む。
試合後、静かな表情でサポに応えていたけれど、
どんな気持ちでいたんだろう。
今はもうずっと強くなっているんだろうか。
「うん、でも勝たないとね」と寂しく笑って返すのかしら。
あー切ないなあ。

あなたのプレーがたまらなく好きだよマーカス!
私はこれからも沢山の応援を、マインツとあなたに送るよ!
[ Mainz05 ]
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テーマ : ブンデスリーガ(ドイツサッカー) - ジャンル : スポーツ

タグ : ブンデスリーガ マインツ マーカス・フォイルナー ザンクト・パウリ

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