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2009.02.19 (Thu)

0809BL #20 ボーフム対シャルケ

ラブレターをようやく書き終わりました。
今回はあれこれたくさん書いてしまった。
さて、だいぶ時間が経ってしまいましたがレポなど。

トラム沿線ダービーではあるけれど、
むしろ前節のヴォルフスブルク戦の負けの後で、
怪我人・病人(注:小野サンともう一人、週の半ばに熱を出しておりました。なんで)
がわさわさいる状態で、
ホームの厳しいファンの視線を受けて、
いかにしっかりと恥ずかしくないプレーをするか
がとても重要な試合だったと思う。

ダービーだというのに試合のチケットは、
かなり間近になっても余っており、
それでも最終的に一杯になったのは、
ご近所のシャルケファンがたくさん来てくれたせいではないだろうか。

ヤヒアとマルのセンターだけでなく、
いつの間にか右サイドバックのコンチャまで怪我をしていたので、
今回はオリー・シュレーダーが入ることになった。

フェルナンデス
オリー・プフェルツェル・マフライ・フクス
インフォフ・ダブロ・ミムン・エパレ
シェスタク・クリモビッツ
ミムンは今日は左サイド。エパレが右か。

ボーフムTVではスタメンやベンチのメンバーを表示しないので、
シャルケのメンバーが良く分からないまま試合に入る。
ボルドンとジョーンズがいないことは、こないだのインタで分かった。
この対戦になるとハイコを追うのがほとんど不可能になる。
どうもセンターにいたらしい。え?ヘベデスは?
試合後、キッカーの採点が出るころに確認したら、
シャルケベンチがエライことになってることに気が付く。
いつの間に。どういうことなんだー!(汗)

でも試合を見ているときは、普通に怖かった。
さざ波みたいにじわじわと寄せながら、
タイミングを見て1本のパスから喉元に喰らいついてくるようだった。

ミムンは今日は左サイドだったんだけど、
しょっぱなからラフィニャに交わされて、
その後もかなりの割合で負けていた。
ラキにもあまり勝ててない。
ファルファンもがしがし上がってくるし、
左はかなり狙われていた気がする。
やっぱりミムンは軽いんだよね。
体勢を崩して倒れかかるように追いすがっても
相手がまるで気にせずにぶっちぎっていく。
今日は攻撃の時に見せる突破力がなかなか発揮できない。
セットプレーのキッカーも、今回はエパレが蹴るようなシーンが多かった。
早く取り返せるように調子を戻してほしいよ。

開始しばらくしてからの左コーナーのチャンスに、
なぜかクリモ・ダブロ・マフライが縦に順に並んで、
ペナ内で時計回りに回ってゴール前へ入る動きを見せたのだ。
リプレイで映ったんだけど、ものすごく奇妙だった。
さ、サインプレー??
と思いつつも誰もシャルケの選手、動きが釣られてないんだけど。
トラのバターができるがごとき動きに、
一瞬引きつった笑いがこみ上げる。
君たちは、それで何がしたかったの?
いや、彼らだって何か決め手を考えようとしてるんだよ。うん。

ボーフムはボール持ってる選手に前線からプレスをかけ、
ゴール前に迫るボールを集中してはじき返す。
センターのプフェだろうか、
かなりスタートの早い飛び出しでボールをカットする守備は、
読みが当たって先に触れば効果があるが、
むしろそこでスカーンと抜かれた時のことを考えると冷や汗がどどと出る。
彼が抜けた後、ぽっかりと穴が空いたままなのも気になる。
前回インフォフがアップアップしていた中盤の底の守備は、
近くにいる選手が助けに入って人数で負けないように踏ん張っている。
とりあえず相手がやりにくそうな状態にはしてる。
ただこれが90分、もつのかどうか。

先制点はシャルケ
後方から攻撃開始のパス。
ハリルが左で受けて、ファルファンか?にパス、
ワンツーでさらに受けて、すばやくミドルシュートを打つ。
フェルナンデスがはじくも、はじき過ぎてクラニーが詰めて押し込まれた。
ボーフムの選手の足は止まったままだ。

こんなに踏ん張ってるのに「じゃあ取るか」であっという間に取られた感じ。
やっぱりシャルケ相手では太刀打ちできないのか、と不安になる。
でも気持ちの端に、生の時に鳴ったメールの着信の記憶があるので、
どこか同点に追いつく時間を待つ気持ちもあった。
前半が終りに近づいてミムンがボールを持つたびに、
ここか!と思いながら。
ただ後半に入ったら、またぽんぽーんと入れられて結局1?3の敗戦、
というシナリオの方がずっとリアルに想像できたけど。

でも1点を入れられたボーフムは、そんなの織り込み済みのように、
焦らず落ち着いて、これまでと同じようにプレーするように見えた。
チャンスもあって、決めきれないのもいつもと同じだけど、
相手のミスも誘うプレスもしつこくかける。
シャルケはあまり連続しては仕掛けずに、
様子を見てボーフムの穴を見定める感じ。

ミムンのゴールは、前半の深い時間帯。
カウンターのシャルケ、アサモアがペナ内で打ちきれなかったところを
逆にボーフムが反撃。
中央から、右のエパレへパス。
エパレが粘ってもう一度中のダブロに戻し、
右を上がってきていたオリーへもう一度開き、
オリーがアウトで、ちょっと力の抜けたようなパスを手前に出し、
失敗したか?なニュアンスのオリーだったけど、
後ろから受けたミムンはコビーのプレッシャーがかかる前に、
ワントラップして打つべきポジションに動かした後、
迷わずミドルを打った。
ボールはちょっと不安定な力を見せながらゴールの右に入った!

何だか、いきなり生まれたゴールだった。
ミムンはこれまでの試合でも、何度もこういうシュートを狙って打ってたけど、
いつもいつもいつも相手キーパーのスーパーセーブに会って
阻まれまくっていたのだ。
でも今日は入った。
しかも古巣との4度目の対決で、やっと出した結果。

ミムンはゴールが入った直後から、もう仲間を呼んで、
多分、カログルのいる方へ走ってった。
最初から、ゴールしたらコレをやる!って決めてたみたいだ。
むしろ他の選手の方が忘れていたかのような動きだったわ。
自分のゴールを喜ぶ以上に、そのパフォを優先するミムンに
たまらないものを感じました。ううう(涙)

後半に入ってからはもう私も予測の立ってない状態で、
さすがに動きが早く攻めの姿勢も途切れないシャルケが怖かったです。
いきなり左サイドをファルファンにドリブルで爆走され、
ぴったりミムンも並走しつつも、
自陣に入ってあっさりと外され(泣)
クロスを上げたその先に、
アサモアがタイミングばっちりで飛び込んでいた時は、
終わった、と思った。
わずかに枠を外れたけど。

シャルケの攻撃は休みなく続く。
ボーフムにもチャンスはあるが、
攻め込んでる時のラストパスが正確じゃないので、
一転してピンチになったりと気が抜けない。
でも追加点はボーフムに入った。

ミムンがラキにあっさりかわされたあと、
近くにいたフクスがボールを拾い、再びミムンへ戻す。
ミムンはワンタッチで斜め右のエパレへつなぎ、
エパレがさらに左前へパス、フクスが走って受け、
ラキティッチをタイミングよくかわして駆け上がる。
ゴール前にグラウンダーで出したパスはクルスタイッチがカット!
流れたボールにクリモビッツが詰めてシュートを打つ。
ボールは飛び出したノイアーの脇は通り過ぎたが、
ゴール前ライン上に戻ってたコビーが跳ね返す。
それがゴール前に走りこんでいたダブロの足もとに落ちる格好に。
あまりにもダブロの足元深く入ったため、
コントロールするのに信じられないくらいの時間がかかり、
もうダメか!と思ったところへクルスタイッチが後ろからスライディングしてきて、
そのタイミングでボールはようやくゴールに押し込まれた。
私は一瞬クルスタイッチが入れてくれたのかと思ったくらいだ。

ダブロが足元でもたもたと焦って必死でボールをこねくりまわすあの時間が
永遠のように長く感じられて、胃がぐるぐると痛かった。
イヤ、大げさでなくて、本当に長かった。
いつものボーフムは、このゴールまでわずか1メートルもない距離で、
結果を出せずに涙をのみまくっていたのだ。
このゴールだって、9割以上私は入らないと思ったもの。
でも押し込んだ。気力で。
何度見ても心臓に悪いゴール。
ダブロのもとには、なぜかチャンスが転がってくる。
めちゃくちゃ上手いわけではない。でも運がある不思議な選手。

でも時間はまだ30分以上優にある。怖すぎる。
これまで何度も、追いつかれ追い越されていたボーフム。
何とか凌ぐ時間を長引かせたい。

あとはもう必死に画面を追うばかり。
さすがにボーフムに前半ほどの集中はなくなって、
小さなミスやつまらないミスが増え始める。
自分たちのボールになった後の処理が雑なんである。
なんであっさりと慌てて手放してしまうのだ。
シャルケは2枚を同時に代えてきた。
パンダーが入って、セットプレーの飛び道具というオプションが増える。
攻めに来るシャルケを前に、ボーフムは引いて守るという形になってきた。
大丈夫なのかよ、そんなにずるずる下がって(大汗)
むしろ敵も味方も数が多すぎて、事故が増えそうな微妙なスペースが
見ていて本当に怖い。
人数はいるがパスは出されるし、クロスはあげられるし、
シュートは打たれるし、ファウルでセットプレーは喰らうしで、
とても鉄壁の守りには見えない。
もう少し押し上げ気味にして、
前からプレス掛けた方がいいんじゃないのか。

パンダーのフリーキックを直接フェルナンデスがキャッチした後の攻撃。
フクスが左からしかけ、待っていたミムンに落とし、
ミムンが中に少し切れ込んで、ノールック気味に、
縦のスルーパスをペナ近くのエパレの足元へ!
エパレ繋いで相手と競りながらゴールライン際でクロスを上げる。
ノイアーが弾いたボールに詰めていたボーフムの選手はわずかに押し込めず!
この時間にミムンが見せるちょっとした視点を変えるパスにぞくぞくする。

残り15分。
ミムンはこのあたりでグローテと交代。
元気のいいグローテが入るも、
ちょっと元気良すぎてボールを失ったりするのが怖い。
中盤あたりでヒールなんか見せて相手に取られるシーンには頭を抱えた。
そんな丁寧さのかけらもないプレーで、今までの苦労を台無しにする気か!
焦るシャルケと、時間を使おうというボーフム。
シャルケの選手のラフプレーにデリケートなジャッジ。

パンダーが入ってシャルケのチャンスが増えている。
まだゴールにこそなってないが、
じわじわとその精度が上がっているのが怖い。
オフサイドでぎりぎりピンチをしのいだり、
ポストをかすめて枠の外に行ったりと、
とにかく運をひき寄せつつ踏ん張るボーフム。
遅延行為にライン際での攻防、
ロスタイムにはぺナで倒れているオリーがいるのに、
シャルケの選手がボールを蹴ったことで、
双方入り乱れて一時騒然となる。
コラー監督はやっとここで2枚目の交代。
毎度毎度遅いな(苦笑)
急遽連れてきた若造を、わずかな時間だけブンデスデビューさせる。
永遠のような3分を過ぎて、ようやく試合が終わった。

信じられない。

ただその時は、ホームで勝てた安堵感が半分と、
まだまだ先が長いことを思うと、半分は不安でいっぱいで、
今までのように手放しで喜ぶことができなかった。
日曜にはまだ終わってない試合があるし、
今日の勝利も次の直接対決に繋がらなければ意味がないのだ。

あーあ、ホームでDERBYSIEGの旗を振りまわして、
歓喜に沸く選手達の姿を見たかったなあ。
それがないと苦しい気持ちが解き放たれないんですよ。

ダービー後

良い顔してるよ二人とも(感涙)

とはいえ、ボーフムの周りは、
落ち着こうにも落ち着けない高揚感を持ちながら、
状況的にはあまり変わっていない中を、
さらに次に向かって切り替えていかないといけません。
だってまだヤヒアもマルも帰ってこないもの。
ただガスは満タンになったでしょうから、踏ん張りは利くはず。
同じような緊張感が保てるかどうかがポイントだな。
頑張ってくださいよボーフム。
[ Mimoun Azaouagh ][ VfL Bochum 1848 ]
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テーマ : ブンデスリーガ(ドイツサッカー) - ジャンル : スポーツ

タグ : ブンデスリーガ ミムン・アザウアク ボーフム シャルケ

11:19  |  ブンデス  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)

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