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2009.08.14 (Fri)

0910BL#1 ボーフム対BMG

昨夜やっとラブレターを完成させて、今日出してきました。
その間にもミムン関連の記事が次々出てきて大変です。
ブンデス公式にもインタビューテキスト版が出ましたね!
→ "Wir haben Moral bewiesen"
Bildのインタビューは短いながらもネタとしてクラニーやクロッポを絡めるなど
なかなか面白いです。
→ Aza: Schnellster Weitschuss-Doppel-Bums der Liga
土曜にケヴィンに「2ゴールおめでとう」とメールしたら、
次の日「おまえもな」って逆襲されたよ。
な感じでしょうか。
→ „Ich habe alles von Klopp gelernt“
こちらは書名風に言えば「大事なことはすべてクロッポから教わった」ってところかな。
前のエントリで出したwestleinの記事でも、
ミムンはクロッポから教わったことが、
後半の2ゴールを生んだことに影響してる旨の発言をしています。
すみません、大雑把で。
ラブレター優先で、きちんと読んでるヒマがなくて?。
しかしクロッやらマインツやら、
やっぱり不思議な存在だなあと改めて思いますね。

さて、遅ればせながらレポなど。
とはいえもう日本語版が出たのでそちらもどうぞ。
→ シーズン開幕は劇的ドロー 3?3

この試合はフジNEXTでライブ観戦しました。
その前にボーフム公式ティッカーを確認すると、
小野選手の名前がありませんでした。
あれっブンデスってベンチに入れるの何人だっけ?
恐ろしいことに、今のボーフムには怪我人がほとんどいないので、
健康なのにベンチに入れない!という事態が発生しているようです。
でも放送が始まったら実況が「小野選手ベンチです」と言うので驚きました。
チーム公式が間違ってちゃいかんでしょ。
それとも直前に変わったのかな。
変わる前はたしかグローテの名前があった気がするので。

スタジアムにあんなに人が入ってるのなんて、どれくらいぶりなんだろう。
メンヘンが地理的に近いのもあって、バックスタンドも、ゲストのゴール裏も
すべてぎっしり埋まっていました。
このお客さんの期待にこたえなきゃ!と思ったんですがね。
立ち上がり、ボーフムのペースでチャンスも来ていたのだけど、
これを相変わらずの雑なプレーや単純なミスで逃しまくり、
あっという間に相手に冷静に決められてしまいます。
1点目はコーナーまで追い込んでおきながらかわされて、
2点目も1:1の競り合いであっさり置き去りにされ、
3点目は誰か一人隅で足を滑らせている一瞬のアクションに
気を取られたような空白があって、
クロスを上げる選手にノープレッシャーのままボールを蹴らせて、
ドンピシャで押し込まれました。
これをだいたい10分、20分、終わり近い40分とコンスタントに入れられて、
さすがに私も「これはアカン」と気が遠くなりました。
とにかく動けてない。体も頭も。
何をしたい、というチームとしての約束が全く見えない。
そして相変わらずのフィードミス、パスミス、トラップミス、連携ミス。
健康なだけで安心していましたが、
ゲーム内容が昨季と地続きなのに不安を大いに覚えましたよ。

で、後半。
最初にフライヤが見えた時、
まさかと思ったけどミムンが変わるのかとドキドキしました。
でもしばらくしてミムンの姿が見えて安堵。
ミムンもハーフタイムをはさんでまだ続けて出られることで、
顔つきが随分と違っていましたね。
なのに、開始早々にまたセットプレーのこぼれ球を
カットできずにカウンターをくらい、
キーパーが1:1になる絶体絶命の大ピンチを迎え、
0?4でもうあと何点入れられちゃうんだ!と心臓が凍りつきましたが、
ヘールヴァーゲンがこれをセーブ!
試合を終わらせませんでした。ああああ良かった。

そのあと、ミムンが見せたプレー。
センターあたりで相手をかわしてドリブルで抜き去り、
右サイドのフライヤへロングパス、
これをフライヤがぴたりときれいにトラップして、さらに前へドリブル。
この動きを見た時に、ミムンのスイッチが入ってるのが分かりました。
前半、とにかくボーフムには、
たったこれだけの正確なパスすら見られなかったのだ。
そのあとも、ミムンがセンターからクリモをポストに使って、
追いこしてゴール前へ迫りGKと1:1の状況でシュート、
惜しくもシュートは相手にぶち当ててしまう、というシーンが続きます。
まだその時は「ああこういう決定機にしっかり決めなきゃ!」と
ガックリ来てたんですが。
ようやく、彼の気合いがゴールに結びつきました。

いやもう、強引に入りこんだエパレに感謝。
そして冷静にポストでフリーのミムンに繋いだクリモに感謝。
ミムン、これを吹かさず、コースにしっかり決めました。
スパーンときれいな弾道で、ネットを突き刺して、
もう目が点。心臓止まる。声も出ない。
ミムンは気合いを爆発させて吠えて、まだゲームが終わってないこと、
そしてまだ始まってもいないという感じの険しい表情で、
すぐ試合を再開させました。
そしてリプレイが流れ終わったと思ったら、瞬く間にミムンの2点目が!!!!
さすがに涙が。
まったくなんという男なんだ!!
唇に人差し指をあてて、力強く胸を張ってファンにパフォーマンスを見せるミムン。
強い気持と自信がむき出しでそこに立ってるような感じ。
でもまだ笑顔は見せない。チームはまだ追いついてないのだ。
ここからチームの動きが俄然良くなった。
テンポもいいし、体も反応早くなってるし、判断も早くなってるから
相手より早くボールに触れている。
次々と追加点のチャンスが生まれる。
まあピンチもまるきりなくなったわけではないが、
これをきちんとクリアするだけの冷静さと丁寧さと気合が出てきた。
たまらずBMGが抜けだしたスタニを倒して、1発レッド。
え、レッド!?と思ったが、
ミヒャは迷うことなく、スッタスッタとあの足取りで現場に急行。
スパーンと赤い紙を出したのだった。
セットプレーからミムンが直接ゴールを狙う。
ボールはわずかに枠を捉えなかったが、
今の勢いなら入ってもおかしくないほどだった。
ハットトリックなんてやられたら私もう死んでまう。
でもそのあと、勢いの止まらないボーフムは、
同点弾をついにスタニが決めた。63分。
これだってエパレからのパスを、一瞬受け損ねたミムンが、
諦めないで取りかえしに行って、倒れながら足先でフクスに繋ぎ、
フクスが正確にクロスをあげ、スタニがヘッドで流し込んだのだ。
スタニがミムンのもとに駆け寄って、ミムンと歓喜のハグ!!
ミムンがようやくここで笑顔を見せたのよ(涙)ワーン。

歓喜のハグ

絶望的だった試合をイーブンに戻し、さらに勢いづいて、
スタジアムの大歓声に背中を押されて、
逆転弾を狙うボーフム
ミムンが途中で足をつってたんだよ!!
前半の無駄走り(涙)と後半のアクセル全開の走りが効いて、
こんなに早い時間から足をつってしまったミムン。
ブレイク中の手術による離脱も多少は響いてるのかもしれない。
それにしたって、彼のこんな姿には、もーたまらなく気持ちが震えてしまう。
前季の同じBMG戦でも、同じようにミムンは足がつるほど戦ってたよなあ。涙。
結局、足の状態が万全じゃないため、
パスを出した後、ワンツーで貰える場所まで走ることができなかったり、
チャンスを広げるプレーがあと一歩及ばなくなってきて、
ミムンは76分に小野選手と交代になった。
まだやりたかっただろうけどね。

そのころには試合はちょっと落ち着かされちゃって、
徐々にボーフムのチャンスも下火になってきていた。
だからこそ、あの逆転弾になったであろう決定的なシュートチャンスを
小野はしっかり決めなければならなかった。
今季の自身のチャンスをつかむためにも、あれは大きなテストだったのに。
同点に追いついてから、まだ時間はたっぷりあって、
次第に、下手するとまた引き離されちゃうかも?な時間も増えてきた。
それだけは勘弁。
勝てれば勝ちたいが、そのためにリスクを冒したくない。
エパレのシュートも枠を捉えきれず、試合を収束させることができない。ううううう。
そして終了間際、またもボーフムは大ピンチを迎えたが、
これをヘールヴァーゲンが指先で弾いてゴールを死守した。
ロスタイムは2分。
なんとかしのいで、ボーフムは失ったポイントを取り戻した。

まったく心臓に悪い試合だった。
前半のようなプレーをする隙が、この期に及んでまだあることが分かって、
私は今シーズンも穏やかに試合を見ることはできないんだな、
という覚悟を持たされてしまったよ。
ただやる時はやるのだ。やれるのだ。やってくれ頼むから。

ミムンの表情は、最初まだ固かったけど、
ファンの前に向かう途中にプフェと言葉を交わす中で、
いつもの笑顔がようやく出てきた。
ファンの前で手を挙げて応える笑顔は、やっぱり誰よりも素敵なのだ。
フジで放送してくれると、こういうシーンまで結構長く見れるのよね。
ああもっと放送してくれよフジ。

「小野選手が出て、ボーフムはホームで3:3のドロー」の内訳は、
こういう劇的な試合だったのだけど、
日本のスポーツニュースでは教えてくれない。

最後に小ネタ。

その1:
ミヒャは今回、イエロー4枚出してるんだけど、
どのタイミングだったか、パーっと有無を言わさず速攻で掲示した後、
他の選手が何か反論しそうな雰囲気を出したのよね。
したらミヒャもソッコーで、「ん?何か文句ある?」
な態度を、口をぎゅっと結んで、目をカッとむきだして、相手をキッと見る、
というアクションで表現しておりました。
口を開かず目だけを見開いて相手を抑え込む、という技を新たに覚えたらしい。

その2:
足球の再放送を録画していた時、ハーフタイムの映像が写ってて
BMGのキーパーと選手のようだった。
なんかキーパーが腕を伸ばしボールを高々と上げ、
その下で選手がこちらも腕を伸ばしているのだが、
ボールに触れない。
あーなんかいたずらされてるんだ、と気がついてよく見たら、ノイでした。
わははははははは。


さてさて。
次の試合はまた日曜日。時間帯は24:00になります。
相手はシャルケ。アウエーでミニダービーです。
現時点で両チームのトップスコアラー(ケヴィンとミムン)同士の
直接対決ですぞ!
ボーフムがどこまで喰らいついて行けるのか、
不安と期待を込めて楽しみに待ちたいと思います。
中継は今度も足球&GOL.TVである模様。フジもやれよ!たくよう。
[ Mimoun Azaouagh ][ VfL Bochum 1848 ]
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テーマ : ブンデスリーガ(ドイツサッカー) - ジャンル : スポーツ

タグ : ブンデスリーガ ミムン・アザウアク ボーフム 小野伸二

00:09  |  ブンデス  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)

Comment

ラブレター書き終えたのですね、お疲れ様でした。
今回はいつにも増して長編大作になったのではなくって?
そしてこの一週間はサイト巡りもさぞ幸せ気分に浸れたのではないかと。

いやはや、なんともすごい試合でしたね。
前半はほんともうどっちがホームだかわかんないような一方的な試合で。
しょっぱなからのもんさんを不貞寝させる気かと思いました。
私的にもエパレから前になかなかつながらんし、ノイは出ないしで。
4点目入ったらさすがに見てられないなーなんて思ってました。
したらば4点目を決めたのはボーフムじゃあーりませんか。しかもミムン君。
おぉ、早速のもんさんにメールせねばと文字打ってる間になんと2点目が(驚)。
もうのもんさんが狂喜乱舞してる姿が脳裏に浮かびましたわ。
足の不調もあってか、途中交代してハットトリックできなくて残念でしたね。
でもハットトリック決まってたら、のもんさん今ドイツにいなかったこと激しく後悔してたかもですよ?
やはりそれは目の前で決めてもらわんと。
なんだか前半後半の勢い逆転の図は、いつぞやのりばぷとミランのCL決勝を彷彿とさせますな。(レベル的にはかなり開きはありますが)
次回のシャルケ戦も、古巣相手で気合スイッチが入ってくれることを期待しませう。
ちなみに「現時点トップスコアラー対決」てゆーのが、昨季暫定1位になったヘルタと同じ響きが(以下略)。

>小ネタその2
んもぅ、ノイってばらしさ大爆発っすね。
さすが私的Man of the 癒し。
エパレはまだまだ足元にも及ばない。

あ、全然話飛ぶけど「バイエルン、ボジングワ断念」というニュースを見ました。
来なくて正解。
それよりもドラマこち亀の慎吾の代役を熱く希望。
Noie |  2009.08.14(金) 21:13 | URL |  【編集】

ここまでミムンの記事が続くのって初めてですよ。
移籍したあたりと、前節のシャルケ戦後に
まとめて記事が出たことはあったけど。
取材続きで、本番前に終わった気になっちゃうんじゃないかとちょっと心配ですよ。
熱い気持ちのまま入りたいんだけどね。

それにしても前半のあの内容を思えば、
むしろ不安は増すばかりでございます。
4点目が入らなかったのはヘールヴァーゲンの神業と運のお陰です。

「現時点トップスコアラー対決」
しかもアマナティディスと三つ巴です。ぶっ。
今しか言えないので言ってみました。

ノイもキャラクターを確立してますね。
この年になってまだなおからかわれているなんて愛されてる証拠です。

ボシングワ断念ですか。助かりました。
もおおジルコフだのボシングワだの、
バイエルンファンは誰も知らんくせに、
私にだけピンポイントでヒットする選手に声をかけるなんて、
ケンカ売りすぎなんだよ!
って次はTBSから興味を持たれてるなんて・・・(違)
両さんにボシングワという男前を抜擢なんてミスキャストです。
同じなのは眉毛だけよ!
といいつつ警官コスプレはハマりそう。
のもん |  2009.08.15(土) 15:54 | URL |  【編集】

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