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2009.10.21 (Wed)

0910BL #9 ドルトムント対ボーフム(B1-Derby)

やっと試合を見終わって、
他の見てない試合の結果を見ないでも済むようなサイトだけ回って、
まだぼんやりしています。

うーん。

発煙筒

サポは発煙筒を投げ込んだりして興奮してるようだけど、
選手たちにはダービーの熱さがなく、
かといって諦めているわけでも、投げてるわけでもないんだが、
前節までのような、
緊張と冷静さがいいバランスでチームを締めていた雰囲気とも違う。
空回りと言うほど回ってない気もするし。
落ち着きたいと思いながらもどこか緊張の抜けた感じが
細部の精度に表れてるようだ。

早い話が怖くないのだ。

最後の詰めをもう少し大事にすれば、
可能性が広がるシーンはそこそこあったのだ。
時間がたつにつれて、微妙なずれがどんどんと広がって
気がつくと元に戻すのが大変になってて、チャンスが遠ざかっていく。

それでもやられっぱなしじゃなかったんだから、
まだしっかり抵抗すれば、何とかなるずれだったのに。
ドルトムントはハイナルとチンガ不在で、
普段よりは攻撃力が下がるはずだった。
でもなんかオボモィエラが調子に乗ってガンガン上がってくるし、
ジダンは「いつもやんなよ」と思うくらい、
こちらも気合いが入ってて、チームプレーをしっかりこなしてる。
相変わらず絶好のシュートチャンスは外すくせにっ。

ボーフムはどういうスタンスでゲームに臨んだのかが
とてもわかりにくい試合だった。
一息つくと、こういう雰囲気にすぐ戻っちゃうのが怖い。
ヴォルフスブルク戦で見せた強さや勢いが、
荒療治で引き起こされた一過性の熱にすぎなくなってしまう。
あの時は、そうじゃないと思えたのにな。
こうなるとどうしたらいいのか分かんない。
でもハイネマンは明らかに、自分の意図したとおりに動かない選手に
いら立ってたように見えた。


さて以下は順追いレポ。

人の動き@公式より拝借

Luthe
- Pfertzel, Maltritz, Yahia, C. Fuchs (25. Mavraj)
- Dabrowski, Grote (57. Sestak), Freier, Azaouagh
- Epallé (72. Hashemian), Klimowicz

シェスタクを頭から使わず、エパレをトップに。
ダイヤモンドかと思いきや、
ミムンはダブルボランチ的な位置で動いてるのが目立った。
グローテとクリモがスタメンに戻ってきたのは好材料。

試合は立ち上がりから低め安定な感じ。
ドルの方が優勢だが、ボーフムは落ち着いて対応している。
前からプレスをかけ、相手のミスを誘う。
主導権は握れないが、全体によく動けてはいる。
いずれスピードアップするタイミングがあるんだろうが、
ずるずると様子を見ながら時間が流れる。
ミムンは低い位置でワンタッチで左右に振りながら
攻撃のリズムを作ろうとしてるけど、
もう一つ前でやらないと、なかなか次に繋がらないのがもどかしい。
緩いリズムのせいで、ボーフムは上手く攻撃が作れてない感じ。
逆に守備面でも、一見落ち着いてるようなのに、
ジダンのオフサイドは取れないし、
ライン際の1:1には負けてクロスを出されるし、
どーにもピリッとしない。

左サイドバックのフクスの調子が怪しい。
序盤からライン際で処理をミスってかっさらわれ、
フリーで侵入されるというピンチを招く。
その後も足を滑らせたりと、動きが重い。
ドルの先制点に繋がるパスミスは慌てた体勢から出したもので、
自陣深い場所でやるべきプレーではなかった。
案の定、そのままあっという間に失点。
クロスはマルの頭上を越え、
背後のバリオスがワントラップでもう一度
振り返ったマルをあっさりとかわしてシュートを打った。

この時間帯の、こういうプレーは、
前季のボーフムでイヤになるほど見ていたものだ。
立ち上がりから慎重にゲームに入りながら、
こんなつまらないミスで大ダメージを受ける。
やられた、というよりやっちゃった、なプレーは
選手たちの士気をぐらつかせる。

それでもまだ、早い段階で追いつければ十分対応できる。
ボーフムは攻撃に転ずるが、最後の詰めがあと一歩及ばず、
シュートを打ってもヴァイデンフェラーに難なくキャッチされてしまう。

ハイネマンの対応は素早く厳しかった。
25分にマフライを入れ、出て行くフクスをちゃんとねぎらうこともしたけど、
フクスはユニを脱ぎながらまっすぐロッカールームへ帰った。

でもミスしてるのフクスだけじゃないんだけどな。

今度はフライヤが怪しいんですが。
ライン際でもたもたしてるところを二人に襲われて奪われるし、
また別のところで捉えたボールを取り返そうと競り合っても
あっという間に交わされて一人フライヤだけが転んで取り残される。
どうしよう。

ボーフムは徐々にまた雑なプレーが増えてくる。
速さの増したドルの選手に対応するのに、慌ててパスミスしたり、
悪戯に大きく蹴り飛ばして、そのままの勢いで相手に蹴り戻されたり、
しまいにはファウルで止めるよりほかなくなってくる。
じわじわと見慣れた悪循環に落ち込んでいくボーフム。
たまの攻撃になっても、
ここぞという場所で足を滑らせてパスが受けられなかったり、
ライン際で浮かせたボールのトラップをミスって、外に出してしまったり、
せっかく作ろうとしてるそばから、ミスで台無しにしていく。

ドルの動きが早くなったことで、
ボーフムも釣られてリズムが出てきたところで
一番大きなチャンスが来たのが33分。
クリモが中央でちょこんと浮いたパスを出し、走る。
グローテがヘッドで、走るクリモの前へ落とし、
クリモが受けてすぐさまシュート!
枠に飛んでれば1点物の攻撃だった。
ここで入れてればゲームはぐっと楽になったはず。

この決定的なシュートを決めなかった反動で、
ドルに今度は決定的なシュートチャンスが来るが、
どフリーの状態でボールを持っていたのがジダンだったので、
案の定というか、枠に飛ばせずボーフムは命拾い。
ジダン、そこで決めないからいつまでも
「愛人枠」とか言われちゃうのよ私に。

ミムンはとても落ち着いてるように見える。
熱くなりそうな選手同士の小競り合いに割って入る様子も静かだし。
動きは7割くらいの感じだけど、テンポは良いし、やりたいプレーも分かる。
この動きでもう1列前でやらせたい。
でないとチャンスが広がらない。

ミムンが足を上げたところで、相手選手と交錯し、
足を踏まれた後に、持って行かれるような状態になった後倒れる。
酷く痛そうで、痛い時のミムンがよくやる仕草なんだけど、
顔を覆うように頭に両手をあててごしごし搔いてる。
あー痛そう痛そう、頭に手をやるのヤメテくれないかなあ紛らわしいのよ。
と心配しつつ見ているんだが、
いつまでもミムンは頭を押さえて痛がっていて
スタッフたちが入って膝の様子を確かめているのを見た時に、
心臓が凍りついた。

どうしよう、膝をやってたら。

バクバクして背筋が冷たくなる。
しばらくしてミムンが、自分の足でひょこひょこ外に出た。
あああああああもおおおおお心配させないでよおおおおお(涙)
リプレイを見ると、痛くて飛び上がっただけで、
特にそのまま相手に足を持って行かれたわけでもないようだった。
うううう良かった。もう心臓止まりそうだった。
頼むから、怪我だけはしないでよ。

その後もグローテが気を吐いてゴール前に迫ったり、
ゴール前でバルデスが背中に貼りついてるのに、
クリアを空振りして大ピンチを招いたり、
エパレが上手く反転してシュートを打ったり、
ミムンの打ったシュートは相手に当たりながら
コースを変えるもスピードがなかったり、
バルデスのドリブル突破をぎりぎりでマルがカットしたりと
まだまだ何か起こるかも?なシーンを挟みつつ前半終了。

後半、クロッポは13番の若造をブンデスデビューさせる。
クロッポが入れる中盤の選手はいつも安定していない。
マーカス使う気あんの?ないんでしょ?

ボーフムは慌ててはいないようだが、
ボールをキープできないのでゲームが作れない。
ドルも特に勢いのあるプレーを見せるわけではないが。

な中で、
クバをマフライが倒してセットプレー。
デデのフリーキックは壁を巻いてかわし、
フリーで後方から飛び込んできたスボディッチがキレイに決めて
ボーフムは早々に2失点目を食らう。51分。

壁の人数のことまでは、さすがに私も分かんないが、
5枚近くずらずら並べて、他の選手のマークが薄くなってちゃ意味ないだろ。
というか、セットプレーの重要な得点源のスボディッチに、
マークが誰もついてないんだから話にならない。
頭痛い。

焦るなと言っても無理な話。
ボーフムは勢い、荒いファウルが増えて行く。
56分、グローテに変わってスタニ。
2点目が入る前に入れたかった、ような気もする。
エパレが中盤に下がる。
スタニは、結局最後まであまりプレーで見せ場がなかった気がする。
最後、エパレをハシェに替えるが、
エパレを外す采配もちょっと不安だった。

後半、失点してから試合は見ていても面白くなくなってきた。
ドルもあまり意図のある攻撃をしてるように見えないし。
ボーフムはますます精度が低くなって、
味方同士の意思の疎通ができなくなってる。
持って迷う選手、自分の思ったままにすぐに出してしまう選手、
丁寧に渡せない、分かって受けてない、
そういう状態のパスは相手にすぐ取られてしまう。
飛び込めず、ただ見ているだけで何もできずに進入を何度も受ける。
ミムンは一つ前の位置に上がったが、
もうそのあたりになると、やりたいプレーに精度が追いつかなくなっていた。
ラインを割ったりトラップをミスったりパスコースがずれたり。
もったいなさすぎる。
ここで締まったプレーで前目に重心を置けたら、
ボーフムにも可能性がありそうなのに。

ミムンがまた倒れて頭を押さえてる。痛いのは足だけど。
勘弁してよう。
サヒンが横からスライディングしてきて倒されてた。
さっきほど危ない状態ではなかったが、
怪我なんかさせられたらたまったもんではない。

まだ時間はたっぷりあったが、ボーフムが点を取れそうな雰囲気がない。
まあドルも特にこれ以上、押し切ってくるような勢いもない。
だから余計に、悔しいんだよな。
こんな試合にしないようにだって十分できたんだよ。

フリーの状態で、ゆっくりロングフィードで、思い切り相手に渡すプレーを
山ほど見せられながら、
それでも最後に、決定的なチャンスが巡ってきた。
縦パスから始まり、中央で受けて右へ展開、
右からオーバーラップしてクロスをゴール前のクリモへ
パスはドンピシャで渡り、クリモがダイレクトに打ったシュートは
したたかにポストを叩いてはじけ飛ぶ。
枠に、枠に入れてくれ!!!!

その後も、ジミにチャンスとピンチが続いたが、
内容的にもパッとせず、
このまま、こんな内容で負けるんだ、とじわじわと心臓が冷えて行く。
ハイネマンはやっぱり暫定なのだと、皆が思い出して、
じゃあ次の監督は誰なんだと、
そんな話題ばかりがまた続いて行くんだろう。

試合終了。
クロッポとミムンが抱き合ってポンポンと背中を叩いてすぐ離れて行く。
ミムンの顔は硬くて、静かに悔しそうだった。

ドル戦後のダンス

まるでダンスでもしているみたい。


フクスは月曜は熱を出して休んだらしい。
薬を処方されて、すぐにまた戻ってくるだろうとのこと。
監督ともちゃんとその後話し合ったらしく、次節のブレーメン戦も
彼は戦力として構想のうちにあることを確認したようです。
前季、ボーフムの中ではかなり高いパフォーマンスを見せていたフクス。
膝の怪我で長期離脱して復帰してから、
あの時の水準にいつまでも戻らず、一番悔しいのは本人だと思う。
何とか辛抱して乗り切って、
身体を完全にしてまた活躍するのを待ってるからね。

次の相手はブレーメン。
ホームとはいえ、やっかいな相手。
まあ相手うんぬんよりも、
今はチームとしてきちんと安定することが大事だな。
先は長い。まだまだ分からない。
[ Mimoun Azaouagh ][ VfL Bochum 1848 ]
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テーマ : ブンデスリーガ(ドイツサッカー) - ジャンル : スポーツ

タグ : ブンデスリーガ ミムン・アザウアク ボーフム ドルトムント

00:07  |  ブンデス  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)

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