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2009.10.27 (Tue)

0910BL#10 ボーフム対ブレーメン

日曜とはいえシャルケ対HSVとバッティングしている試合、
ネットの中継なんてまったく期待してなかったんですが、
ちゃんとやってました。
繋がったと思ったら、スタニがすでに先制点を決めたところ。
開始1分だった。
なに!なにごと!!と動揺する間に、
今度はミムンが左サイドから、目の前の相手にぶつけながらも二人をかわし、
角度のない位置からのシュートはファーのポストをかすめて外に出ていった。
おおおおおおしいいいいいいいいい(泣)

今日のスタジアムにはかなり大勢のお客さん。
前節あんな気合い不足の試合を見せたのに、
こんなに集まって声援を送ってる。
ボーフムの選手たちの動きも、寄せが早くてキレがあり、
集中して落ち着いているようだ。
今日のボーフムは、良い入り方をしてる。
なんで毎回、こうできないのか、というツッコミもどこ吹く風で
ピッチの選手たちは、前節とはまるで違う動きを見せている。

スタメンと人の動き@ボーフム公式
Heerwagen
– Concha, Maltritz, Yahia, C. Fuchs
– Dabrowski, Ono (80. Johansson) – Freier (75. Dedic), Azaouagh
– Sestak, Klimowicz (63. Hashemian)

あとから先制点?ミムンのシュートまで、ボーフムTVで確認した。
先制点は、小野さんのボール奪取から。
ミムンへつなぎ、さらにミムンがポンと前のクリモへ流す。
クリモが再び小野さんへ戻し、小野さん今度は右へ開くようなパスをスタニへ。
これが絶妙で、
スタニがゴール前で余裕を持ってヴィーゼの動きを確認して
打てる位置に渡ったのだ。
これなら立派な起点、立派なアシスト。
大威張りで主張して良いかと。
続くミムンのシュートも、
キレの良さがはっきり分かるミムンらしい動きで、
跳ねるボールに合わせて身体を上手く使い、二人の選手をかわして
シュートも狙って流し込むように打ったのだが、
ほんのわずか角度が合わずに外へ弾かれてしまった。
本当に惜しい。
先制点から間髪をいれずにこのゴールが入っていたら最高だったのに!

ボーフムは勢いに乗って、こういうときは次々チャンスも訪れる。
ここで決めなければいけない時間に、決めきれないのがボーフムだ。
ブレーメンのカウンターを受け、ゴール前でマルトリッツがクリアしたボールは
またへなちょこな角度で当たり、思い切りゴールライン方向へそれた。
その後のコーナーから、ボーフムは同点にされてしまったのだ。
お約束通りの、つまらないミス。
そしてお約束通り、これが失点に直結する。
泣きたくなる。

ゴールしたのはハントだった。
ブレーメンの選手がヘッドでゴール前に叩きつけたボールの
上がりしなをしっかり合わせた。
ハントは、このところずーっと絶好調で、嬉しいけど困ってしまう。

この後、小野さん、右からゴール前へブンダバーなパスをクリモに出すが、
クリモがあとわずか間に合わなかった。
今日の小野さんは、今まで見た中で一番良い仕事をしてると思う。
小野さんのみならず、ボーフムはノッてる選手が多い。
スタニも精力的に前線で走り回ってるし、
フライヤーも今日はいつもよりワンテンポ動きが早い。
ミムンも9割まで戻している動きだ。
集中した表情を見てると涙が出そうになる。
フクスは全盛時にはまだまだ届かないが、前節のミスを帳消しにする働き。
マルも、うっかりもあるけど、気合いの守備もちゃんと見せる。

ブレーメンを相手に、際どいピンチを必死でクリアしながら、
いたずらに蹴り飛ばさずにパスをつないで攻撃を作って攻めていくボーフム。
でもこの調子の良さも、前季の、前半戦のボーフムのプレーを思い出すのだ。
あの時だって、パスがつながって選手たちも良く動いて
チャンスが転がり込んできてるのに、一番大事な結果が出せなかった。
素直に期待をかけられないのだが、
だからこそ今日は勝ちたいと心から思う。

ブレーメンの逆転弾は、ボーフムの波状攻撃が
不発に終わったカウンターからだった。
ボーフムは次々こぼれたボールを拾って前へ仕掛け、
後ろの人数がどんどん薄くなっていったところで、
ボールを奪われて逆に攻め込まれた。
マリンの最初のパスに走り込んだハントの動きはヘアヴァーゲンが絶えてしのいだ。
ハントはシュートチャンスを逃したものの、
ライン際まで抜けて、落ち着いてマリンへパスを戻した。
マリンの最初のシュートは、マルトリッツに当たったが、
当たったボールは運悪く再びマリンにわたり、
今度はファーのサイドネットめがけてシュートを打って
これがキレイに決まってしまった。

やっぱりブレーメンは強い。
特にこのところ、ハント絶好調以外にもエジルもマリンもピサロも好調を維持してて
お互いのキャラを生かしながら気持ちよさそうにプレーしてるのだ。
ELを挟んで疲れよりもむしろ波に乗ってる感じだ。ああああもおおお。

今日のボーフムが前季と違うのは、
逆転されてなお動きが変わらない所だった。
すぐ後のプレーでは、フライヤがカットしたボールをクリモにつなぎ、
クリモが処理をミスって一瞬ボールを見失ったところを、
小野さんがゴール前へ滑りこんできたのには驚いた。
こちらも僅かにボールに届くことができなかったが、
触れば1点もの。
逆転から間をおかず同点にできた大きなチャンスだっただけに決めたかった。
その後も小野さんはミムン、フクスと連携してパスをつなぎ、
ダブロが出したアバウトなパスにも走り込んで、
この試合に対する執念をガンガン見せていた。
ボーフムにとってだけでなく、自分にとってもターニングポイントにできるゲーム、
ということを強く感じているのが伝わるプレー。
インホフの怪我、エパレの出場停止という条件が重なって、
今日ダブルボランチの1画としてピッチに立てている。
ここでアピールしなければ、次に繋がらない。
なんだけど、フリーキックでファーに出したボールは、
マルトリッツに合わず、どっちが悪いんだかよく分かんなかったが、
小野さん苦笑いはちょっとねー。笑ってる場合じゃないっすよ。

抜け目のないブレーメンに受けて守るのではなく、
ガチでぶつかりながら、ピンチもなんとかしのいで前半終了。
まだ試合は五分だと思える。

後半開始。
ブレーメンの攻撃時間が増えている。
ボーフムは何とかかき出そうとして必死に頑張るが
なかなかブレーメンの攻撃のレンジから抜け出せない。
ネットの中継もとぎれとぎれで、落ち着かない。
ここまで見せといていきなり途切れたら泣くに泣けない。
止まった画面が動くと、ペナ内でダブロとピサロが倒れていて死にそうになる。
PKでは無かったようだが勘弁してよもう・・・。
ボーフムのチャンスは少ないが、
66分、ミムンに決定的なチャンス。
ループ気味に巻いて打ったシュートは、ヴィーゼが横っ跳びでセーブする。
くっそおおおおおおおお。

その後、左からのフクスの仕掛けにミムンが繋ぎ、
ドリブルしたところをフリにカットされるも、
再び取り返し!!すぐさまスルーパスをフライヤに出したが、
オフサイドの判定!!
ってオフサイドかよっ。ギリギリセーフだろっ。

ボーフムにまた波が来ている。
ここで、今追いつかなければ、また泣きを見る。
前季と同じじゃ意味がないのだ!
追いつけ!追いつけ!と必死で祈る。
本当に、あとわずかなのだ。
スタジアムも、この流れを感じて声援がひときわ高くなる。

なのに、ブレーメンに3点目。
ファウルのリスタートから、ボロが抜けだしてヘアヴァーゲンと1:1。
しっかり決められた。
猛然とミムン、小野、ヤヒアが抗議に行く。
ミムンは押さえきれず線審の元まで行って文句を面と向かって言う。
慌ててハイネマンがミムンを制する。
ここで一人減るわけにはいかない。
その時はリプレイがちゃんと見れなくて、
味方同士が交錯した後の隙を突くような感じでカウンターを受けたのかと思ったが、
ボーフムのファウルを取られた後に、フリがすぐ大きくパスを出し、
主審も「あっ」というアクションを一瞬見せるも、そのプレーをそのまま流し、
ゴールをそのまま認めてしまったようだ。
ブレーメンはそういうプレーをやるチーム。
そしてボーフムはこういう時に、気持ちが一瞬切れるチーム。
主審は流すことを選択した。
他の主審だったら、認めなかったかもしれないが、
気を抜いた時点でアウトなのだ。
でも悔しい。
なんであんなゴールが認められるの。
心臓がシンシン凍りついていく。

でもピッチの選手たちは、動きが止まらなかった。
いつもだったら、もう切れててもおかしくないのに。
まだまだ集中し、足を止めずに、ゴールに向かって走ってる。
スタジアムのサポも、彼らの背中を押している。
フクスも粘る。ダブロのパスもちゃんと通る。スタニがまだ気合いで走る。
泣けてきた。
スタジアムにいて、生の空気を感じたいよ!!

小野さんが足を引きずるようにしてピッチを去る。
どうしたんだ、大丈夫か(汗)
ベンチに下がった小野は膝をアイシングした状態で、クリモと話をしていた。
せっかく今日はいいプレーを見せたのだから、ここでまた怪我で離脱、
なんてことにならないといいが。
でも彼の試合後の厳しい表情を見ていると、大丈夫そうな感じもする。

ブレーメンの攻撃は続いて、
ボーフムもさすがに足がついて行かなくなってきそうな雰囲気が出始める。
ミムンがニーマイヤに足をしたたかに踏まれて倒れてる。
やめてくれよー(涙)
またいつものように頭をがりがりかきながら、地面をタップしてる。
ああタップもやるんだよなミムンは。
なんて眺めてる場合じゃないっ。
大事はなさそうだがぴょこぴょこ足を突きながら外に出て治療するミムン。
ほどなく戻ることができて安堵する。

ピサロがペナ内で相手に背中を預けながらボールを受けていて冷汗が出る。
こんなんでPKとか取られたらたまらんよ。

ほとんど見ていないもう一つの画面で、
クラニーが同点弾を決め、大騒ぎになっている。
うわ!!やったよ!シャルケ、ここで追いつくか!
ボーフムも1点返せよ!

と思っていたら、気づくと4点目が入っていた。
なに?
どうして?
エジルの鋭いシュート。
ひどい、いくらなんでもこれは余分だろ。
リプレイを見ると、ロングスロー1発でエジルが抜けだし、
競り合うコンチャをものともせずに、あっという間にシュートしてる。
なんだよ、なんてつまらない失点なんだ。

なのに、ボーフムはまだ攻撃を続けてるのだ。
勢いはそのままで、前へ走り続けてる。

試合終了。
今季4失点は初めてかも。あんまりだ。
最初の1分のゴールだけなんて。
でもボーフムは最後まで、気持ちを切らしてはいなかったんだよな。
悔しいのに、どこか清々しくもある。
この得失点差で順位は落ちてるはず。
でもスタジアムのゴール裏のサポは、選手たちに声援を送ってるようだ。
怒ってはいないんだな。

見終わって、複雑な気持ちだった。
もうすでに6敗。マイナス11がかなり痛い。
ポイントだけ見れば、まだ混戦のうちにある。
次の試合に、彼らがどういうメンタルでピッチに立つのか
さっぱりわからないのが一番怖いな。

公式に月曜のトレーニングの記事がアップされてた。
小野さんとミムンはトレーニングを休んだようだが、
水曜には戻ってこれそうな感じ。ふう。
インホフもそろそろ練習復帰できそうとのこと。
フランクフルト戦に向けて、みんな調整しっかりお願いしますよ。
[ Mimoun Azaouagh ][ VfL Bochum 1848 ]
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テーマ : ブンデスリーガ(ドイツサッカー) - ジャンル : スポーツ

タグ : ブンデスリーガ ミムン・アザウアク ボーフム ブレーメン アーロン・ハント 小野伸二

01:05  |  ブンデス  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)

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