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2010.02.05 (Fri)

本棚:『バカ丁寧化する日本語 敬語コミュニケーションの行方』ほか

今日もノンジャンルな読書傾向。
でも私の中では同居している興味の数々。

『バカ丁寧化する日本語 敬語コミュニケーションの行方』・野口恵子(09.08)
かなり具体的に、細かくニュアンスを拾って検証してる。
「こう言う方が自然」と著者が例を出す言葉を
「ああそうだね、こっちの方が素直で自然だな」
と思えるかどうかから、もうギャップがあるような気がする。

『ネットいじめ ウェブ社会と終わりなき「キャラ戦争」』・荻上チキ(08.03)
ツールと世代に関係なく、いじめの芽は昔から偏在している。
必死で「キャラ」を着せ替えながら世渡りをしていくしんどさはピンとこないが、
「自分」を持ってる方が珍しいのかしらね。
以前読んだ『キャラ化するニッポン』という能天気な本よりも
ずっと深刻な処世術。

『不機嫌な職場 なぜ社員同士で協力できないのか』・
 高橋克徳・河合太介・永田稔・渡部幹(08.01)
協力できる関係は大事だけど、
でも私は会社の近くに社員が住んでたり、
みんなでモチベーションを上げる、みたいなのは苦手だ。
ほっといてほしい。

『派遣の逆襲』・関根秀一郎(09.05)
働き方がいろいろあるのはいいことだし、
機会を広げるのも良いことだが
そこでピンはねと劣悪な労働条件という方向に行くのが、
納得いかない。
そんなに金を集めてどうすんだ。
誰の時間も24時間より増えないのに。
金持ってたって頭なんかよくならねーよ。

『石塚さん、書店営業にきました。』・石塚昭生(08.02)
「本を売る」視点でのアドバイス。書店員の視点と営業の視点。
共通の目的は「客に買ってもらうこと」
ベストセラーは「土嚢(どのう)」である、というのは納得!

『アウトドア般若心経』・みうらじゅん(07.10)
書店で見かけて超COOOOLと思った。
街中の看板の文字などを写真で一文字ずつ集めた般若心経。
最初の文章を読んで、悩んだ末の行動だというのにちょっと驚く。
クリアな写真が圧倒的な迫力。

『人として軸がブレている』・大槻ケンヂ(09.04)
ぴあ連載のエッセイ。実は彼の本は初めて読む。
さかのぼって読みたいくらい面白い。
年代がモロかぶるので出てくる単語がいちいちツボ。
ムーも格闘技もパンクロックも分かんないけど、
こんな懐かしい話ばっかり気持ちよく読んでて良いんだろうか(笑)
「バンドを再結成しよう!」や「バンドの給料をちゃんと考えよう!」な話は
先達のご意見として興味深い。
なお車内で読むのは危険。
ちなみに筋少は一頃聴いていた。意外な繋がりで。はしょるけど。
「イワンの馬鹿」と「サボテンとバントライン」は名曲です。
この2曲が入ったアルバム『月光蟲』が一番好きだな。

蛸足:

BSハイビジョンで『萌えの心臓』というドキュメンタリーを見る。
インドの監督が日本の同人・腐女子・BLなんかを探るというもの。
もう漫画から離れているので私の感覚があってるのか分かんないが
24年組とかSF大会とかいくらなんでも無理がないか。
(私だってリアルタイムじゃないw)
「萌え」の冠を抜いたら、「歴史的検証」な感じで面白いとは思ったけど。
コミティアも「萌え」というよりかなり硬派なイベントだったような記憶が。
今はどうだか知らんよ。
NHKで早々ヤバい絵は出せないのかもしれないが、
描き手が偏ってるよなー。
消費的な側面とアニメ的なモノを抜きに「萌え」は語れないのでは。
まあ「描いて売る」という行為の周辺の取材、という意味では面白かった。
印刷屋の職人のオヤジの話が一番良かったなあ。
「こんな線で描いても印刷では出ない、
という技術的な話を先輩から聞く環境がない」
とかね。
「萌え」という言葉は、私が漫画から離れた後に、
いつのまにかあった言葉で
感覚としては分からないでもないが、私にとってはヨソの言葉です。
最初に見た時のイヤ?な違和感がまだ張りついていて、
現象として興味はあっても使う気にならない言葉の一つ。
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15:30  |  蛸足図書室  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)

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