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2011.10.09 (Sun)

観戦旅行2011:ハッチンゲンの産業博物館

3日目:2011年9月16日(金)のつづき。

ボーフムでの2回目の練習見学を終え、
ここから観光編にまいります。

観光と言っても
キレイなお城とかメルヘンチックな街並みとか
相変わらずぜんぜん出てきませんが。


さて。
もうすでに15:00近いわけですが、
今日はこれから別の産業遺跡に行くのでございます。

昨日行った炭鉱博物館に、いろいろなパンフレットが置いてありました。
4年前にエッセンのツォルフェアライン炭鉱業遺跡群や
デュイスブルクの景観公園に行った時は、
この地域の工業関連施設全体をまとめて紹介したようなものくらいしかなくて、
具体的にどんなものがあるのか、
どこにあって規模はどれくらなのかかがよく分からなかったのです。

ただ去年「ルール2010」というイベントがあって、
この手の施設を大々的にクローズアップしたらしく、
観光地としてかなり整備されたようでした。

ドイツに行く前にもいろいろ調べました。
かなりたくさんの施設があることは分かったんだけど、
やはりHPからでは、どれほどの規模なのかが判然としなかったのですよ。
施設そのものを見るのでなく、
施設を活かしてコンサートなどのイベントホールになってたりするのもあるし。
参考までに、このページにたくさん紹介されてます。
→ RUHR-GUIDE.de
興味があったら、ここを手掛かりに調べて行くと面白いかも。

その中にあった一つ。

産業博物館20

Industriemuseum Henrichshütte
HPがありました→
建物としては写真に載っているようなものがメインであるだけなのだろうけど、
入場料も取って少し規模も大きそう。
何より金曜日に限って、夜の20:00までやっている!
今はドイツもかなり日が長いので、これから行っても十分に楽しめそう。
しかもこの施設のあるハッチンゲンという駅は、
宿へも直通のトラムで繋がっているのだ。帰りも便利!


またも写真てんこ盛りですので、畳みます。

【More・・・】

1日乗車券を買っておいたので、
スタジアムから一気に終点のハッチンゲンまで。
トラムで移動すると、人の住んでいる町の中を通っていくので、
いろいろな普段の生活が垣間見えて本当に面白い。
中央駅を抜けてしばらくするとアップダウンのある場所になって
トラムで坂を上がったり、ぐねっと曲がったりしながら
見えてくる町の姿をたっぷりと堪能。
途中で、帰りに降りてみたくなるようなにぎやかな街があったりして。
終点近くなって、かなり遠くの方にこの施設のシルエットが見えた。
これは結構期待できそうだ。
しかしまだだいぶ離れてるような気がする。

30分ほど乗って終点に到着。
スケールの広い道や町の風景にドイツに来てるんだなーとしみじみ思う。
バスターミナルがあって、
駅のすぐそばに巨大なショッピングセンター。
まるでヨーカドーかイオン。
しかもドイツには珍しくかなり遅くまで開いてるようだ。
ここから産業遺跡の場所までどれくらいの距離なのかパンフレットでは判然としない。
とりあえず歩いていくと、今度は裏手にまた小洒落た店が立ち並ぶ小道が。

ハッチンゲン1

妙な形の建物。観光地っぽいなあ~。

ハッチンゲン2

ドイツでも美容師はオネエ入ってまァす。

そこから外れて大通りを歩きだす。
道は間違っていないはずだが
延々と歩いてもそれらしい表示も施設も見えず。
隣に公園があるらしく、高い木の陰になって見えないので
反対車線に行ってみたら、高い煙突が見えた。
近いのか遠いのか、大きさからはにわかに分からないが、
とにかく坂を下った先にあるようだ。
またそこからしばらく歩き、横道に入ってようやくたどり着いた。
帰りは大人しくバスに乗って帰ろう・・・。

こっからの写真は、
ぽちっとすると若干大きくなるように設定しております。

産業博物館1

メインになる建物。
おおおお~これは結構期待できそう。
さらに歩いて入場口を目指す。
中に入るとかなりキチンとした施設のようだ。
最初の部屋の展示も凝っている。
入場料を払い、マップをもらう。

産業博物館19

一番大きな建物にはエレベーターがついてて、
てっぺんまで上がれるよ、と係のおじさんが言う。
ふーん、エレベーターなんだー。

産業博物館21

ちょっとここで一休み。
巨大施設を眺められるベンチでコーラを買って休憩する。
食事やビールを飲めるカフェが併設されてるようだ。(下の白い屋根のところ)
ボーイさんが大ぶりの皿を持ってサーブしてたし、
かなりまともなモノが食べられるみたいです。

一息ついて、いよいよ攻略してまいります。

朽ちた線路にそって、もうこんなものがゴロンゴロンと。

産業博物館2

広々とした空間に、巨大な施設と風化した建物や岩肌。
この横倒しになった鐘のようなものの中には、
ソファが置いてあったりして、なんとも言えない雰囲気。

産業博物館3

産業博物館4

曇り空の下にそびえる煙突や、サビついた配管。
近づくたびにその巨大さが迫ってくる。
去年だったか、訪れた瀬戸内の犬島を思い出す。

産業博物館5

ルートに従って建物を回っていく。
古い建物に入るのに、こちらもかなり寂れた風情のエレベーターを使うのだが、
動く時の音の不気味さや佇まいが、
なんだか想像力を刺激して怖いのなんの。
扉を開けたらゾンビが出てきそうなんだよねー(汗)

もっと怖かったのが岩をくりぬいて作ったような小部屋が並ぶ場所。
暗がりの中に何かが潜んでいそうで怖いのなんの。

産業博物館6

途中には採掘の際に見つかったらしい様々な美しい鉱石が展示された部屋もあって
こちらもまさに犬島な風情。

さていよいよメインの建物へ。
中に潜り込んでいく感じがもうそそられます。

産業博物館7

産業博物館8

すぐにエレベーターが見つかって、
扉が開いてもうビックリ。
扉と床以外は全面ガラス張りのスケルトン状態。
上へと上がっていく時に、次々と変化するパノラマに鼻血が出そうです。
こりゃー高いとこダメな人は無理だろうなあ。
エレベーターは途中階にも止まるようです。

で、
ひとまず最上階に辿りついて、外に出るぞーとなったら
足もとの床が格子状で下が丸見え、ってオイ!!(大汗)
1歩を踏み出すのにどえらい勇気が。
へっぴり腰でよろよろ進みます。
なんでこんなところの床が、こんな状態なんだよ!
どういうサービスなんだよ!
昨日のボーフムの鉱山博物館も、てっぺんの階段はスケスケでしたが、
ここはその比ではなく、かなり下の方まで筒抜けで目に入ります。
なるべく視線を上にして歩くのだけど、
上は上でまた剥きだしではないけれど吹きっさらしな感じで。
見晴らしはすごくイイです。
のどかに広がる山並みなんかも見えて。

産業博物館9

そして、上から見ていた印象的な部分が、こんな至近距離で迫ります。
どおおおおおおおお、血が騒ぐぜー!!!

産業博物館10

上を見上げるとこんな感じ。
さすがにそこは上がれないようです。
上がれたとしても・・・上がったな。

産業博物館11


別角度から。
地上が垣間見えます。

産業博物館12

さっきまでうろうろしていた場所。はるか下に。

産業博物館13

一回りしていたら、やはり格子状の階段があったので
ここから下へ回っていくことに。
日の落ちかけたライティングに浮かび上がる計器に目を奪われます。
そして違う位置からの建物の眺めに、
いちいち「うおー」「わー」と声を上げるあやしい夫婦。

産業博物館16

階段を使って下までいったん降りた後、
もう一度スケルトンエレベーターで往復(笑)
この扉の向こうは空、ってのが怖すぎます。

産業博物館14

産業博物館15

産業博物館17

たっぷりと堪能しまくって、ぼーっとしながら元の場所へ。
いやー、パンフレットを見ただけの時は、
ここまでの凄いモノとは思わなかった。
メインになる建物がちょっとあって、ちょっと入れて、ってくらいかなーと。
それがアナタ。

とにかく、ドイツの博物館は太っ腹。
手を入れ過ぎず、でも整備してあって、
やたらと禁止せず、見る方の責任をもった行動に任せている。
ここはまだまだマイナーな場所だと思いますが、
行ってソンはありません。
駅からバスに乗れば大丈夫!

最初に辿りついた時の曇り空が一転。
鈍い西日をさして神々しく浮かび上がる姿に目眩。
カッコよすぎだよ。
いやー、さっきまであそこにいたんだなあ、と下からしみじみと見上げる。

産業博物館18

すでに時間は19:00近いが、まだまだドイツの日没は遅い。
バスに乗って駅まで戻り、
ショッピングセンターを物色してその日の夜ごはんを探す。
ドイツのイオンはオシャレなだけで大したものが見つからないので
近くにあったREWEへ行き、食材と酒をゲット。
今夜は安いスモークサーモンと安いキャビア(本物なのかしらね)と
安い白ワインだー。

トラムの駅に戻ると、
いきなり本数が激減していた。
20:00を回ると、1時間に2本になっている。
3分の1だよ。
日もすっかり暮れた中、あと20分以上待つのかよ・・・・ここへきてそんなロスが。
仕方なく、撮った写真などを見て時間をつぶす。
バッグに入っていたMさんのパウンドケーキで当座の飢えをしのぐ。
ありがたや。

ようやくトラムに乗って宿まで戻るが、
来る時はにぎやかだった途中の町も、すっかり店を閉めて暗くなっている。
ほんと、早いよなあ。
なんていつまでもやってる日本が異常なだけかもしれません。

宿に着いた時はさすがにもう足がクタクタ。
洗濯は明日の朝やることにして、
買ってきたもの、今まであるものなんかを並べて宴会に突入。
貧乏旅行の部屋飲みなんてこんなもんですよ。

宴会

瓶も美味いぞドイツビール。

期待していたブンデスの金曜ゲームはテレビでは見れず。
残念。
日曜のシャルケ戦は、どこか見れる店を探さなきゃいけないな。


今日も朝から晩までてんこもりの1日でした。
明日はレバークーゼンで、ようやく生で試合を見ますよ。
(この日のレポだけまだほとんど出来てない)
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タグ : ボーフム ハッチンゲン 産業博物館 観戦旅行

23:45  |  ドイツ観戦旅行記  |  トラックバック(0)  |  コメント(4)

Comment

こんにちは。こういうものには確実に反応するreisです。(笑)
ドイツでの観光というと、城や町並みよりもまず産業遺跡を思い浮かべるのは私も同じです。すごく共感します!
ハッチンゲンの製鉄所、写真を拝見するとすばらしいですね。ボーフムから近いのであればぜひ行かなくては・・・。高所恐怖症なので高いところは遠慮しますが。
reis |  2011.10.10(月) 12:28 | URL |  【編集】

reisさん

もーここはreisさんに超オススメですよ!
ボーフムの中央駅からトラムで30分ほど。
ハッチンゲンはSバーンも止まります。
そこからはかなり歩くのでバスに乗った方がいいです。
料金は4ユーロで、ガイドもなしに勝手に見て回れます。
reisさんは高いところがダメなんですよねー。
残念です。
高いところ好きでも、あのスケルトンエレベーターはサービスしすぎです(笑)
階段でも上がれるので、自分で大丈夫なあたりまで行ってみるのもいいかも~。

こういった施設は大小さまざまにあるようですが、
行ったら大したことないのもありそうなので、
判断が難しいのですが、
ここは大正解でした。
のんびりビール飲みながらランチ、なんてのもアリかも。
のもん |  2011.10.10(月) 14:41 | URL |  【編集】

おネエ人形の下の写真の緑色(緑青《ろくしょう》?)の鉄骨、夜な夜なひとりで動いてそう。

ところでトマトの奥にある四角いのはなんですか、サーモン??
れい |  2011.10.10(月) 20:45 | URL |  【編集】

れいさん

サビついた遺跡のような施設なんですけどね。
確かに勝手に動きそうな、血の通った感じがします。

トマトの奥にあるのはサーモンです。
真空パックにたくさん入ってんの。
その奥の黒っぽいブツがキャビアのビン。
両方とも酒の肴でした。安くて、んまかった。
のもん |  2011.10.12(水) 21:11 | URL |  【編集】

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