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2011.10.21 (Fri)

1112CL#3 レバークーゼン対バレンシア

今日も最初から超上から目線で行ってみます。

前半の酷い試合状況を見て、
自分の信念を曲げてまで、
思い切って行った選手交代が、
すぐさま大きな結果を生んだことに、
ドゥットも監督業の醍醐味を
思いだしたんじゃないかしら。


試合は生モノ。
自分たちがいて相手がいてお客さんがいて審判がいる。
いくら綿密に頭の中でシミュレーションをしても
それを現実に応用できなければただの妄想。

今回は失点に直接絡んだライナーツを前半で外すという
一種、懲罰的な采配だったが
彼はもうたっぷりと今まで(前シーズンから引き続いて)
チャンスをもらっていたので、
むしろ遅いくらいだと思う。
まライナーツであってトプラクで無かったのは単なる誤差だろう。

いずれにしても。
よおおおおおおおおおおやく、マヌーのセンターバックとしての出番が、
時間稼ぎではなく、しっかりと役割と使命を与えられて、回ってきたのだっ。
緊張気味の表情にドキドキしつつ、
何人ものスタッフの力の入った激励や、ピッチの選手たちのポジティブな表情、
そしてカストロとダンスを踊るがごとき絡みつきで抑えられない気持をぶつけるマヌーに
あのカストロも思わず目が笑っていてオカシクなってしまった。
みんなが期待してるのだ!!
ライナーツには悪いけど、でももうキミは十分に守られてきてたでしょ。
ここまで我慢に我慢を重ねたベテランに、
そろそろ正式なチャンスを与えてもいいはずだ!


前半のバイヤーは相手に流れを持って行かれたまま、
及び腰のプレーに終始していた。
パスミスは多いし、判断も遅い。
思い切りがなく受け身になって走り回らされている。
前半のスタッツ、シュート数、パスの成功率、ボール保持率、
全てにおいてバレンシアが上回っていた。
バイヤーが勝っていたのは走行距離だけ。
要はボールを持てずに、相手の周りをうろついてたわけですね。
バラックが回そうにもボールはこないし、出しても途中でカットされてしまう。
いつもはもっと安定してるはずのカストロやカドレツが妙にバタバタしてるし、
ベンダーはこれじゃいかんであっちこっち忙しいし。
クリアもカットも中途半端で自陣に押し込まれて出ていけない。
キースが早くもイライラしてカードをもらう。
監督は具体的に何が不満なのか分かんないけど
何やらピッチサイドで叫びまくっている。

バイヤーのサポって、堪え性がないというか、
味方に対しても見切りが早いのよね。
一向に流れを変えられないバイヤーの選手たちにじれて
バックパス、パスミス、1:1での勝てない状況に
過敏に反応してブーイングが出る。
相手に対してのブーイングはそれほどやらないのに。
上手くいかずに苛立っている上に、
自分たちのサポから何やってんだよ!と追い打ちをかけられて
選手たちの動きは余計にもたつくように見える。
バレンシアはこの状況で相手をイラつかせるように
時に応じてゆっくりとしたプレーを続ける。
これがセビージャだったらもっと露骨で汚いぞ~。
レノが踏ん張っているから(これ以上)失点しないで済んでいる。

解説も言っていたが、前半の終わりごろから、
バイヤーは少し流れを変え始めたかも。
あまり私ははっきり意識出来なかったけど。
シュールレのシュートが突然で、いきなり綺麗に枠に飛んでいたので
場の空気が驚いて変わったかもしれない。
惜しくもキーパーのセーブにあってしまったが。

マヌーへのアップの指示が、異様に早かったのにも驚いた。
というか、普通に考えたら納得できる指示だと思うが、
それを言ったのがドゥットだという点で異様だ。
あわあわしていた状況は、ちょっとだけ改善の兆しを見せ、
アップに出てからだいぶ経っていたマヌーは
気がつくと所在なげにピッチサイドに立って状況を見ていた。
今日は「うっかり期待させておいて落とす」パターンじゃないだろうな。

ウナイ・エメリもそうとうアクション監督だが
今日はドゥットも影響されたように、
同じようなテンションで腕を振り回して大声を出してて笑ってしまった。
でもよく監督がやるような
指や腕の動きでフォーメーションを指示するとかそういうのはなくて、
「こう動け!」というよりも「なんでそうなんだよ!」なタイミングに見えるので、
なんか一番いい場所で見てるファンみたいだった。

後半すぐにマヌーが用意しているのが映った時は
自分でもびっくりするくらい、胸に熱いものが。
現地でマヌーを支え続けたMOGUNCIANAさんは、
願い続けたこの状況をどういう気持ちで見ていたんだろうと思って
さらにグッときてしまった。

後半キックオフ、
後方に戻されたボールを、
一気に前線に正確にフィードしたのはマヌーだった。
最初の段階でボールを触らせるように意図的に
味方から渡されたボール。
マヌーのフィードがバイヤーのスイッチを入れたようだった。
ここからバイヤーは一気に攻勢に出た。
前半のもたついた空気なんて、どこにも無かった。

贔屓目もあるかもしれない、つか贔屓目くらいさせてくれという感じだが、
マヌーが最終ラインに入ったことで、
ものすごく落ち着いたのだ。
ボールを触る回数が最初から多く、その一つ一つに迷いがなかった。
出て行くべき時には、早くから動き出していたし、
相手へもしっかりと寄せ、ただそばにいるだけではなく、
ちゃんとマークしていると言える位置取りだった。
競り合いでの打点も早く高く、クリアボールが相手に渡ることがあっても
慌てずに切り替えて対応。
久々の実戦でこれだけの落ち着きをみせるマヌーに
中盤も両サイドも安堵したのか、
動きに思い切りと早さが出てくるんだから面白い。
さっきまでは取れずに指をくわえて見過ごすだけだったボールを、
いち早く動いてカットするようになり、
守備も囲い込んで奪う形が出始め、
取ってからの仕掛けにもキレが出てきた。
そしてたまに出てくるマヌーのロングフィードが、
しっかり飛んで味方に渡るので、攻撃にメリハリが出て、
バイヤーの選手たちも前に上がってそのままその位置で
プレーをする余裕が生まれてくるのだ。
そうなればシュートチャンスも一気に増える。
さっきまでの状況がすっかり逆転したような感じだ。
同点弾はシュールレ。
また左のスペースをほっぽり出して、真ん中に陣取っていたが、
後方から長い距離を埋めにカドレツが走り込んでクロスを上げ、
シュールレがダイレクトにミドルを打ってゴール。
2試合連続のゴールだ。
こうやっておいしいとこだけ持ってく選手になるのかなあ(苦笑)

逆転弾は早かった。
自陣深くからのカウンター。
バラックの1発のキラーパスを受け、サムが猛然と単独突破。
DFに寄せられながらも、早い球離れでループを狙い、最高のコースへ決めた。
あっという間の得点だった。
バラックのセンスと、サムの走力と、判断の早さが見事に結実したゴールだった。
サムはゴールを決めた後、また長い距離を戻って、ドゥットに抱きついた。
誰のところに行くのかと思ったら、監督だった。
これには正直驚いてしまった。
試合だけでは見えないものがたくさんあるんだろう。
後半すぐに怪我ではないのにCBを替えるという采配に出た後でなお、そうなんだ。
これが監督と選手の信頼関係を垣間見せるものなのなら、
それをまだ信じなければいけないなと思った。

バイヤーは流れを保ちつつ、
でもこれ以上の追加点を入れることが無かった。
キースが相手との軽い接触で膝を痛め、
一度はピッチに戻ったが、やはり自ら交代をアピール。
大事になっていなければいいが。
デルディヨクはフリーキックくらいしか見せ場が無かったねえ。
前線で元気に走ってるのデルじゃなくてバラックだったもんな。
そのバラックも途中で足を気にする仕草を見せ始めた。
これこそが替え時と言うものであろう。
なのに、ドゥットが選択したのはサム。シュバーブが代わりに入った。
確かに点差1点で、難しい時間と状況だったかもしれないが
残り5分くらいで交代するんなら、ここは拍手を送るイベント込みで、
バラックで良かったと思うんですが。
案の定というか、バラックの足は、やっぱりあまりいい状態ではないらしいのが
カメラで抜かれていた。
バラックも次に影響しない程度の怪我であってくれよー。

試合が終わって、
選手や監督やスタッフたちの、半端ない笑顔と喜びようにジンとする。
マヌーの感極まったオタケビには涙が出そうになる。
他のみんなも分かっているから、
マヌーの復活を誰もが喜んでていい雰囲気なのだ(涙)

ドゥットも今まで見せたこともないような表情と、
何か解放されたような吹っ切れ方で喜んでいた。
今日のように試合の中で臨機応変に選手を動かし、
状況を打開し結果を勝ちとった経験を、
もっと大事に感じてほしいと心から思う。
選手をケアしながら、調子のいい選手を選んでいくことは
選手にとっても納得のいくものであると思う。
今度こそ、これがターニングポイントになればいい。

フツーに試合見てて、
次はマヌーで行こうって思いませんかね。
どうですかね。
別にどっちが下がるんでも構わないんですが、
やはり真ん中2人がそろって成長過程見守り対象ってのは
CL出てるチームとして、ギャンブルが過ぎると思います。
せめて回せよ。

なんかスパーズの試合を見てるような、
アップダウンの激しい試合だったな。
これを初回録画放送にまわすスカパーのセンスはちょっとギモンだが
まあお客様商売なので、ビッグクラブ優先なのは仕方ないわねー。
面白いかどうかなんて、終わってみないと分かんないしねー。

とりとめもなく書いて、もうアップしちゃうのだ。
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テーマ : ブンデスリーガ(ドイツサッカー) - ジャンル : スポーツ

タグ : CL レバークーゼン バレンシア マヌエル・フリードリヒ

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