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2012.04.03 (Tue)

観戦旅行2011:ボーフム対パダボーン(6節)・試合編

5日目:2011年9月18日(日)の続き。

ボーフム試合12

ボーフムのゴール裏だけが、みっしりとサポで埋まっている。
他は悲しいほどにガラガラだ。

開幕戦の時よりももっと少ない。日曜の昼の試合なのに。
それでもユルネバやチームの歌が流れてゲーフラや旗がたくさん掲げられていると
高揚した気分になる。
スタメンコールを思い切り一緒に叫ぶ。
すっかりいい天気の空の下に、選手たちが入場してくる。

【More・・・】

ミムンは前半のみの出場かもしれない。多分左サイドに入るはず。
だから最初はこっちに攻め込んできてほしいな。
最初選手たちが立っていたのはその場所だったが、
コイントスによってエンドが交代になった。なんだよー。

ボーフム試合11

逆光気味でよく分からないでしょうが、これでも試合中。
ガーラガラ。

試合のこまかなところまでさすがに覚えていないのだが、
クラマーが右サイドバックにいて驚いた。
フライヤーを右サイドバックで使うのは、確かにあまりにもったいないのだ。
攻撃に転じた時に、ゴールまでの距離がとても遠い。
でもクラマーってボランチでしょ?このポジションやったことあるのか?
コプリンをどうして使わないんだろう。

トップはテセとギンチェク。
今日はツートップで組んでるのか。
それにミムンとフライヤーとダブロが絡んでいく恰好に。
ここに乾がいたらもっと面白かっただろう。
前半は五分五分な印象だった。
攻めてはいるが、つまらないミスも多く、
相手にコーナーを簡単に与えたり。
決められてもおかしくないようなシーンもあった。
可能性があるのはやはりフライヤー。
彼を1枚前に置きたくなるのは分かる。

試合が始まって、気がついた。
今日の主審、誰だ。
あの背格好、後ろ姿。
ロビーじゃね?
掲示には何も書いていないが、
見れば見るほどロビーだ。

ボーフム試合8

ここへきて、こんなオプションがあるとは!!!
堂々とした動き、迷いのないジャッジ。
主審ロベルト・ケンプターは終始落ち着いていて、
この試合に何か影響を及ぼすようなことは無かった。

オマケでちょいとアップにしてみた。サービス。

ボーフム試合9

ボーフムに話を戻すと。
一度、本当にびっくりしたのが、マルの動きだった。
相手が左から攻め上がっている時、
マルは中央でその選手の動きばかりを追っていて、
背後から斜めに中央へ駆け上がり、マルを追いこして行った選手の動きに、
まったく気がついていなかった。
体はピクリとも動かなかった。
駆けあがった選手はマルの前で、マルよりもゴールに近い場所で、
左の選手が上げたボールに飛びついた。
マルはその選手が見えた時、一体どこから現れたと思ったのだろうか。
これがボーフムのセンターバックなのだ。目眩がした。

ミムンは最初はやはり遠慮気味な動きだったが、
徐々に走る範囲も広く、いつものらしいプレーを見せるようになっていった。
彼がボールを持って相手をするりとかわす瞬間は、
スタジアムも期待でどよめく感じだった。
ボーフムの守備は相変わらず不安定だが、
それでもまだ、持ちこたえていた。
前半も残り少なくなったころ、セットプレーからミムンが直接狙ったシュートは
惜しくもバーを叩いて真下に落ち、クリアされてしまった。
その後、流れの中でボーフムの攻撃が右、中央と流れ、
テセが踏ん張って奪われずに残したボールがさらに左のミムンに流れ、
狙い澄まして右上に打ったシュートは、キーパーのクラッセなセーブで弾かれてしまった。
あと僅かの運があれば、ミムンのゴールが決まっていたはず。
前半から少しづつ運動量を上げ、
ここへきてかなり試合の中で使える状態にまで上がった。
感触も戻ってきたはずだ。

ここまでが、一番ボーフムがゴールに近づいたシーンだった。

畳みかけるような攻撃の後、ゴールキックか、コーナーの流れか、
ボールが相手にわたる。
ボーフムの選手は急いで詰めることもなく、そのまま相手はドリブルで持ち上がり、
薄くなった最終ラインを突いた。
パダボーンの選手の攻撃はとてもシンプルで、
人数の足りていないボーフムはとても簡単にゴールを奪われた。
残り数分もない時間だった。

いつも、いつもそうなのだ。ボーフムは。

あまりにも見慣れた光景。
何度も何度も、PCの前で苦々しい思いを味わった。
決定的なチャンスを逃した後の空白。
攻め続け、苦労して、努力して、ゴールを狙ってもかなわず、
なのに相手はいとも簡単に、ゴールを奪っていく。
脱力感。虚脱感。
どうせまたいつもと同じ経過をたどるのではないかという
嫌な予感でいっぱいになる。
せっかく盛り上がったスタジアムの空気が、一気に冷え込んだ。
ハーフタイム、どのファンもみな重苦しい雰囲気だ。

前半で交代かと思われたが、
ミムンは後半もピッチに戻ってきた。
エンドが変わって、ミムンが私の近くのサイドに来る。

ボーフム試合10

ボーフム試合7

ハーフタイムにどんな指示があったのか分からないが、
ボーフムの空気はそれほど変わっていないようだった。
むしろ、徐々に守備のミスが増えて行く。
相手の方がずっと集中していて、判断も早い。
ボーフムの選手はボールを持って考えて、迷っている間に囲まれて
焦ってボールを手放して、次の味方が困っている。
その繰り返し。
急いで走るのはボールを取られた後で、
取りに行く時、攻めに行く時に主導権を握って動かしていこうという勢いがない。
迷ってもたつくくらいなら、
馬鹿みたいに蹴り飛ばせと思うんだが
なんでか後ろの人間が繋ごうと思ってるのが理解できない。
確かに、蹴り飛ばしたところで味方に渡らなければ何の意味もない。
これまでのシーズンでも、蹴ったそのままの勢いと距離で、
相手が蹴り返して同じ位置に戻ってくることは何度もあった。
しかし、いつ出るのか分からず、
味方同士の動きが読めず、
助けにも行けず指示も出せず、
ただむざむざと相手に襲われているのを眺めている。
スローインすら味方に渡せない。
これももう何年も同じようなものを見てる。
そしてこれも毎度のことなのだが、
相手選手が傷んでいつまでも起き上がらないでいると、
ボーフムの選手はそれに気を取られて、
プレーのスピードを緩めてしまうのだ。
当の相手チームはそんなの気にせず試合を続けているというのに!
集中できていないのだ。

その時は痺れを切らしたサポーターから「攻めに行け!」というブーイングが起こった。

ミムンがさすがに10分を過ぎたあたりから運動量が落ちている。
さっきまで抜けたはずの動きが出来ず、相手に取られることが増えた。
球離れも遅くなって、パスが通らなくなってきた。
そろそろ限界だと思う。
これが初戦なのだ。全体トレーニングだってまだ1週間ほどしかやってない。

前半に見せた互角の動きはまったく見られなくなり、
ボーフムはどんどんと迷走して行った。
ギンチェクに替えてフェデリコが久々にピッチに入った。
2点目はそのすぐ後だった。
ボーフムの選手とフェデリコがボールをお見合いして、
フェデリコが一瞬動きを止めた。
その隙に奪われたボールから、相手が一気に攻撃に転じ、
ルーテが際どいところを何とかセーブした。
そのコーナーキックから、実に簡単にパダボーンの2点目が入った。
ゴールってなんて簡単に入るんだろうと思った。

今のボーフムに、2点を返す力はない。
終わったと思った。

入ったフェデリコがこの試合で何をやったのか正直記憶がない。
テセは相手にぶつかられながら、最後まで必死で体を張っていた。
トラップがもう少し上手くいけば、
もっと攻撃につながるチャンスが増えたのにと思う。
上手くいかずにフラストレーションを溜めて一瞬激しく悔しがり、足が止まるテセを、
ミムンがぐっと背中を押して「自分の位置に戻れ」と示す。
試合は流れているのだ。

ミムンの交代は70分を過ぎてから。アイディンと。
ここまでよくがんばった。今日はもうこれ以上のことは出来ないよ。
ありがとうミムン。
出てきただけで、十分だ。
彼の調子が上がればボーフムにも可能性があるのだという小さな希望を、
ファンに見せることが出来た。

その後、ボーフムに久々の大きなチャンスがあったが
これも結局相手のクリアでコーナーとなる。
そのコーナーが、チャンスよりもむしろピンチへの引き金になるのがボーフムだ。
コーナーからの攻撃が不発に終わり、
こぼれ球を相手に拾われると
ボーフムは一気にそこから崩れて行く。
ストッパーになるべき選手が次々と抜かれ、最後はルーテが1:1の状況になり、
さすがにどうしようもなく追加点を食らう。

4点目はまたたく間に入った。
最終ラインのセンターバックが、
ボールを持ってもたもた考えてる間に囲まれて奪われて、
その後ろには、ゴールがあるだけ。
シンキの後ろにいるのは、ルーテだけだったのに。
シンキの周りに味方の選手はいなかったのに。
なぜそこで、思考不能に陥って、取られるのだ。
他の選手はどうすることもできない。

あまりにも無残な失点に、さすがのファンもブチ切れた。
ゴール裏は騒然となり、味方への激しいブーイングが容赦なく。
当たり前だ。
取られるにしたって、もうちょっとあるだろう。

フライヤーに変わってケフキル(でいいのか?おにぎり君です)が入る。
気合いが入ってるのは分かるが、やはり基本的なところでまだまだ及ばず、
攻撃力を上げるまでには至らない。
せめて1点くらい返せよと思うが。
アイディンが個人で奮起しようというシーンもあった、ような気がする。

シンキとフォクツのあまりの酷さに、本当に驚いたよ。
ボールの失い方が、センターバックとボランチにあるまじき取られ方なのだ。
マティアスもまだまだ体が軽くて、
相手との競り合いで勝てない。
並走してもスピードで負けてしまう。
クラマーに関しては、もうここは彼の本職じゃないし、
今日初めてここで使われてるんだから大目に見たいけど、
クラマーを使うしかない状況ってのが非常に不安だ。
ボランチだったらもうちょっとやれるのに、さすがに気の毒だった。
とにかく後ろを何とかしないと、
ルーテがいくらワールドクラスのセービングをしても追いつかない。

監督が変わったから、という単純なものではない。
原因はもっと根深い。
降格圏から脱出するには、そうとうの辛抱と粘りが必要だろう。
昇格なんて、話をすることすら恥ずかしい。

試合が終わった。
ピッチに入って暴れたり、
発煙筒を投げ込んだりするファンがいなくて幸いだ。
ミムンはどうするんだろうと、ベンチの方へ走って見に行く。
ミムンはちょうど、階段を下りてドレッシングルームへ帰るところだった。
当たり前だ。
こんな内容で、いつまでも残ってるわけがない。

ダブロがスカイのインタビューに応えてる。
仕事はいえキツイだろう。
前節だってかなりキてたのに、
どんな表情で答えてるんだろうか。
ダブロも踏ん張ってるのに。

実にボーフムらしい試合を生で見て、
ため息ばかり。
私の見てる席だと、ちょうど守備の選手が裏取られちゃったりする場所なんだよね。
そして映像で全体を見るのではなく、近い距離から見ていると、
守備のまさに失敗したその部分が、異様に大きく見えるのだ。
その前に、いくつもの問題が重なっていたとしても。
はあああああああ。

ま終わってしまったもんはしょうがない。
これからどうすんのか、なんて今は考えられない。
ミムンが試合に出てきてくれた。それだけで十分だ。
ピッチ上に残ってるのはパダボーンの選手ばかり。
外にいるMOGUNCIANAさんと合流しなければ。

以下、怒涛の試合後編へ続く!
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テーマ : ブンデスリーガ(ドイツサッカー) - ジャンル : スポーツ

タグ : 観戦旅行 ブンデスリーガ ボーフム ミムン・アザウアク ロベルト・ケンプター

01:28  |  ドイツ観戦旅行記  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)

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