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2013.12.12 (Thu)

本棚:『役たたず、』ほか

頭を使わない本が読みたいモード。

『財布のつぶやき』:群ようこ(19.12)
軽いものが読みたかったので久々に群ようこの本など。
しかし、お金がない、身体が動かなくなってきた、な話を読んでいると
さすがに滅入ってくるな。
年を取ってくるとこういう話になるのはしょうがないのか。

『「本の雑誌」炎の営業日誌』:杉江由次(08.10)
「本の雑誌WEB」の連載を元に本にしたもの。
ただ一人の営業職、杉江さんの日常。
2004年から2008年までの記録だけど、
5年の間に、本屋大賞が生まれ育ち、娘や息子が大きくなり、
浦和レッズが強くなり、営業への思いは変わらず熱い。
こうやってまとめて一人の日記を読むのも案外面白いなと思った。
本は作って終わりではなく、売ってなんぼと現場を歩く杉江さんは素敵だ。
街の本屋が次々閉鎖したり生まれたりするのを読んで、
最近は本屋で用もなく時間をつぶすこともなくなったなと思う。
もうずっと本を買ってない。
読むのは図書館にあるもの。
良くないと思うが、読みたいと思うたくさんの本を
買うお金も置いておく場所もないのが現状。ゴメンナサイ。
しかし清原なつのが本の雑誌社から漫画を出してたとは知らんかった!

『食費革命 さらば「節約主義」』:松沢直樹(09.05)
なんか面白いこと書いてあるかと思ったが
もうやってることと、知ってるけど面倒なことが多く斜め読み。
高カロリーのモノを食べると少しの量でも満腹になるのだろうか?

『散歩』:小林聡美(13.01)
女優、アーチスト、フードスタイリスト、噺家などと
東京近郊を歩きながらの対談集。
頭を使わずゆるゆる読めます。
もたいまさことの対談が面白かったなあ。
あんなに駅伝のこと知らないでここまで過してこれるのかと。
余談ですが、
彼女の映画では『マザーウォーター』がとても好きだ。

『役たたず、』:石田千(13.03)
石田千という人の本は数年前から気になっていた。
手にとってぱらぱらしてピンと来なくて、ここまで読んだことはなかった。
ずっと、浅草あたりに住んでいる隠居のじいさん(でもまだ50代)
みたいな人だと思っていた。
新書で出たこの本は、なんとなく匂いを感じて初めて読んでみた。
読みながら男性なのか女性なのかも分からず、
分かった方がイイのかなと思ううちに女性だと分かる文章が出てきた。
年も私と一つ違い。
いい文章を書く人がまだまだいるんだなと嬉しくなる。
石田さんの文体は、ゆっくり読ませる間合いがある。
歩くような早さの文章の切り方とひらがなの使い方が絶妙だ。
やららかさと乾いた感じ、力の抜け具合が気持いい。
世を愁いたり説教モードのような具合の流れになっても、
さらりとした文章で自然と自ら反省するような雰囲気に繋がって
読んでいる側も、しおらしく一緒に「そうだなあ」と考え直すような気持になっている。
こんな文章が書けるのを羨ましく思う。

どんな方なのかなと検索していたら、
まさに「本の雑誌WEB」に、この本のいい書評記事がありました。
→ 横丁カフェ 
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09:59  |  蛸足図書室  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)

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