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2014.03.09 (Sun)

乳がん記録8:入院日誌②めきめき回復の日々

今日はジムに行ってきました。
動けるうちは動いておかないと、体がどんどん怠けます。

うっかりとどどんとアップしたので
慌てて追記へ移動しています。
能天気な入院日誌はこの先に。

【More・・・】

14.02.18

術後1日目。

採血をします、と明け方に起こされる。6:00くらいか。
手術をした側の腕と、昨日点滴をした方の腕からは取れないので
「左足から取ります」
などとコワイことを言う。
「ちょっと痛いですよ」
ううう。寝ぼけてはいても痛いもんは痛い。
我慢していたが
「スミマセン、血が途中で止まってしまうので、
また時間をおいて腕から取りますね」
がっくし。痛いだけかよ!

次に起こされた時は、
身体についていたいろいろな器具を外された。
しばらくして朝ごはんが届く。

出てきたご飯は、普通の白米におかずが少々。
まだ1日目だからおかずが控えめなのかな、と思ったが
それがこのあと毎回続くとはその時は思わなかった。
さすがに、前日何も食べていないので体力がない。
頭が重くて食べては寝て食べては寝て、半分くらいまで。
昨日の残りのOS-1も飲んでしのいだ。

身体の方は、まったくと言っていいほど痛みは無い。
切った部分も特に感覚は無く、
不思議なほどケロリとしている。
腕はまだ先生の許可が出ないので、
肘から上には上げないで下さいと言われる。
でもリハビリとして、意識的に動かすようにとも。
肘より上がダメってことは、やっぱ郭清してんじゃないのかなあ。
してなかったら、早い段階で上まで上がるはずだから。

小水を抜く管も外された。
乳がん関連の本やブログを読んでいて
「抜いた後すぐにトイレに行くと染みて痛い」とあったので
しばらく行かないようにする。
身体に残っているのはドレーンという、体内から出てくる液を外に排出する管だけ。
排出先の容れ物は、長い紐のついた小さな袋に入れられ、
ベッドの柵に結び付けられている。
歩く時は、その紐の部分をたすき掛けのポシェットのようにして持ち歩ける。
手術の翌朝だというのに一気に身軽になった。
「ドレーンを付けた状態で、少し歩きましょう」
看護師さんに促されて、ポシェットを付けて(結構マヌケな感じなんだよ)
病棟を一回りする。
その後は、寝たり本読んだり。
でもちょっと無理するとフラフラ。

ダンナがやってくる。
管が取れてすっきりしているだけでなく、
起き上がってるのを見てびっくりしていた。
昨日帰った時と大違いだからね。

昼は普通の食事。
疲れるけれど完食した。食べないことには元気が出ない。

ようやく携帯を確認すると、山ほどのメールが入っていて感激する。
ううう、みんなありがとおおお(涙)
メールの返事を出したり、寝たり、本読んだり。
ちょっと歩いてウロウロすると、
二の腕の裏や乳首がピリピリする。
傷よりもその周辺の方が痛む。
横になっていると落ち着いていく。
でもその程度の痛みなんだからなあ。
昨日手術したってのに。

回診の先生が来てガーゼを取り替える。
傷の方は大丈夫らしい。
リハビリについてはまだ何も言わなかった。

夕飯は和食。
お腹を切ったわけではないので、普通に食べられる。
なんだか甘いものが食べたいので、
明日ダンナにプリン買ってきてもらうことにする。
昨日の疲れがまだ残っているようで、
夜は早々に眠りに入れた。

14.02.19

術後2日目。

朝。
腰が痛い。
普段、仰向けでなんて寝ないからな。
腰を曲げて横になろうとすると腕がイタイのだ。
ドレーンの容器の交換だけで血圧測定や検温はなかった。

10時ごろ、旦那がやってくる。
プリンを買ってくるのを忘れたので、
外に行っている間に看護師さんが来た。
ここで検温、血圧測定。腕の上がりをちょっとチェック。

その後、旦那が戻ってきて、二人でこっそりプリンを食べていたら
また看護師さんがやってきてバレてしまった。
いや別に、食事制限されてるわけではないんだけど。
身体を拭く蒸らしタオルを持ってきてくれた。
「もう今日から、下だけならシャワー浴びれますよ」
ええ~!!もういいんだ!
さっそく予約を入れ、リハビリも兼ねて入りに行く。
ドレーンがついてるので気をつけながら。
手術で着ていた浴衣から、パジャマに着替えてさっぱりする。
ダンナはいったん家に戻った。

この病院は3食ゴハンなので、パンにできないかと看護師さんに聞く。
昼と夜は、若干の追加料金を払えば(え~)パンに替えられるというので
明日から昼はパンを出してもらうことにする。

15:00ごろ、
テニスの時の友人がお見舞いに来てくれた。
私が歩いてラウンジの方に行くので驚いていた。
まあ寝てると思うよね。
一回りくらい上の人だと思うが、
彼女も以前、卵巣がんを患って、
この病院で抗がん剤治療などをやったらしい。
その時の話などをいろいろ聞いた。
がんが分かった時は、もうかなり大きくなった状態だったので
即手術!となったらしい。
両足のリンパ節も郭清したのだと。
えええええ~。
その人はテニスの他に、バレーボールをやっており、
元気に走り回ってボールを追いかける人なのだ。
「リンパ節マッサージとか、毎日やらなきゃいけないんですよね?」
「あー教わったけどやってないよ~。今は運動して動いてるからね。
年取ったらやらないといけないかも」
抗がん剤の治療は、回を重ねるごとにしんどくなっていくらしい。
血液検査をして、数字がギリギリでも、なんとか続けて6回やったと。
その間は、体調も上がったり下がったりだし、
味覚もおかしくなるし、気持ちも塞ぐし大変だけど、
友達と会ってゴハン食べたりして気分転換して乗り切ったそうだ。

あと、やっぱり髪も抜けて、抜けたあとが痛いらしい。
ひぃー(汗)リアルだなあ。
夏なんかは暑くて、ウィッグもかぶっていられないと。
「ウィッグ、使ってなかったら下さいよ」
「いいよ~あげる!買うともったいないからね」ヤッター。
話を聞いていると、私よりもずっと大変な状態で見つかった癌だったようだが
でもこうして、
以前そうだったとはまったく分からないほど元気で動いているのを見ていると
私もしんどいけれど我慢して頑張っていけるかなと思う。
当面の1年間が勝負だな。
「先輩、これからもよろしく頼みますよー」

執刀した先生が診察に来た。
傷の経過はバッチリらしい。
「手術前に、胸の形が元よりキレイになるかもって言ったでしょう。
大丈夫、自信作!
ほんとか~~?
そうまで言うなら期待しちゃうぞ。

父に電話。
もう歩いてるよ~と言ったら驚いていた。

さすがに今日は動いてないので、眠れない。
昨日までは気がつかなかったが、やっぱ病院は暖房のせいで乾燥するよな~。
友人がさっき持ってきてくれた保湿マスク!
さすが分かってるなあ、でさっそく活躍。ありがたや。

14.02.20

術後3日目。

朝、回診の先生が来る。
傷の回復具合もいいので、
今日はドレーンを抜いてリハビリを始めてもいいと言われる。
本やブログによると、
ドレーンを抜くときは痛みは無いけどずるっとした感覚がある、とあったが
私はそんな感じはなく、気づくと抜けていた。
これでもうすっかり自由。
壁に貼った紙のところで、初めて腕を上げるリハビリ。
思ったよりも上がらない。
でもそれ以外はめっぽう元気なので、身体を動かしたくてしょうがない。

ダンナが「水のいらないシャンプー」を買って持ってきてくれた。
初めて使うが、どれくらい付ければいいのかよく分からない。
馴染ませてぬれタオルで拭き取ると、わりとさっぱりした感じ。
私の調子がとても良いので、
ダンナは今日は仕事に行くことにした。

今日からお昼はパンだもんね~。
袋に入ったロールパンがほわっと温かいのでテンション上がる。
おかずは何かなあっ?
と、蓋を開けたら

サバ味噌だった。

んだよ!!!

普通、パンに合わせたおかずが出ると思うじゃんよー。
上がったところからの逆さ落としでテンションだだ下がり
付け合わせも微妙な味付けの和風なもので、食が進まないのなんの。
うすうす気がついてはいたんだが
この病院、食事がおいしくない(涙)

ヒマなので今日も下半身だけシャワーを浴びる。
胸にはガーゼがテープでとめられているので
まだ自分で胸を見ていない。

部屋に戻ってスクワット、踵上げなど。
調子に乗って腿上げもする。
ヒマだけど今寝ると夜眠れない。

なんかフラフラするのはなんでだろう、
やっぱ無理してんのかなと思ったが、
どうも腹が減ってるだけという気がしたので
売店に行ってパンを買って、
あまり人の来ないラウンジでこっそり食べた。なんか間違ってる。

19時ごろ、高校時代の友人が見舞いに来る。
たまたま入院前に別件でメールをくれたので、
乳がんになった話をしたら見舞いに行くと言ってくれたのだ。
仕事帰りにわざわざ東京から。
手土産のお菓子が、貧弱な食生活の今ありがたい。
私が「じゃ、あっちのラウンジに行こう」ですたすた歩き出したので
目が点になっていた。
「歩けんの!?」

彼女は去年、子宮の方の病気で手術、10日ほど入院していたそうだ。
もうみんなそういう年齢なのね。
食事がまずいお粥ばかりで大変だったとか、
大部屋がストレス溜まって二人部屋にかえてもらったとか、
入院してるのに飽きて10日で出てきたとか、
すぐ趣味のゴスペル教室に行って、やっぱり我慢できずに歌ってきたとか
相変わらずマイペースだった(笑)
「なんでそんなに元気なの!見舞い甲斐のない奴だな!」
「大変なのはこれからなんだよっ」
ゲラゲラ笑ってるところに看護師さんがやってきて
「ここにいたんですね。血圧計りますよー」
で、計ったら笑っていた分、数字が上がった。
「ま、正常値の内でしょう」
バカな話を山盛りして、友人は20時ごろ帰って行った。
感謝感謝。


つづく。
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テーマ : 乳がん - ジャンル : 心と身体

タグ : 乳がん

20:51  |  日々是乳癌  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)

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