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2015.10.03 (Sat)

1516CL#2 バルセロナ対レバークーゼン

久々のサカ記事です。
もうサカ記事目当てで見に来る人なんていないでしょうが。

CL、カンプノウでのバルサ戦が、意外にもいい試合だったので
書き留めておこうかと。

この何年か、バイヤーはCLで、いわゆるビッグネーム相手だと
勝手にリスペクトしまくって委縮して自滅していました。
ただ今年初めの決勝トーナメントでは、アトレティコ・マドリード相手に
互角の戦いを見せ、最後惜しくもPKで敗退するという、
今までにはない展開でした。

これが大きな自信になったのか、
監督も成長したのか、よく分かりませんが。

バルセロナ相手に、カンプノウという場所で、
序盤から見せたバイヤーの動きは
相手が誰かということに呑まれずに、
自分たちが選んだ戦術を、迷うことなく遂行するという、
きわめてストイックなものでした。
相手の本拠地で、最終ラインの相手からすでにプレッシャーをかけ、
ボランチの選手にはさらにキツいマークで自由を奪い、
前線にいるコワイ選手たちにプレーする隙を与えないという、
徹底した組織プレーでした。

これが90分も持つわけがない。
誰が見ても思うプレーは、
逆に最初にこれだけの時間と力を割くことで、
自分たちのチャンスを作り出そうという
開き直りのようにも見えました。

何をしたらそうなるのか分からないけど、
バイヤーの選手たちに、
相手がバルサであるとか、ここがカンプノウであるとか
そういう意識が全然ないように感じました。
気負いすぎることなく、でもリーグ戦とは明らかに違う冷静さで、
目の前のプレー一つ一つを丁寧にやりきる選手たち。
凄い、かっこいいんですけど。

バルサは、簡単に後方からロングパスを送るようなチームじゃない。
それを見越したように、後ろでリズムを作ろうとするDFたちに
プレッシャーをかけていくバイヤーの選手たち。
攻撃の糸口になるようなポジションの選手を好きにさせないことで
全体の流れを作らせないプレー。
リーグ戦のマインツ戦で、
バウムガルトリンガーを抑え込んだ時のプレーが思い出された。

バルサはメッシがいない状況。
でもメッシがいないだけで、ぐだぐだになるようなチームではない。
今季のバルサの試合はぜんぜん見ていないけど、
メッシうんぬん以外にも、あまりコンディションは良くないのかもしれない。

バイヤーのプレースタイルとして、
近い距離でパスを数少ないタッチで回しながら
前線に迫っていく、というのがあるんだけど
わりとこのパスが正確ではないというか、
受ける味方に優しくないことが多くて、
トラップがうまくいかずに、無駄な時間を食うことが多いのだ。
浮き球が多くて、ヘッドとか、ボレーとか、
無理な態勢で収めないといけないボールが多くてね。
つい先日、現地に見に行った時も、
もう少しパスが正確ならいいのにと思うことが多かった。
のだけど、
なんかヘタなパスも受けているうちに、処理がうまくなっていくのかしらね。
CLバテボリソフ戦やマインツ戦を見ていたら、
パスの質が変わってないのに、プレーに流れが出てきているのが面白かった。

しかし。
バルサ戦は、そんなことやってたら相手にチャンスを渡すようなもの。
パスがしっかり受け手の足元に、
浮かずにちょうどいいパススピードで渡るということが続いていて
高い位置で奪った後の攻撃が効いていた。
チャンスがあるなら前半戦、と選手たちが割り切って動いているかのような
ハイプレス&「宵越しの金は持たない」エネルギーの使いっぷり。
でもただ突っ込んでオワリではなく、
最初で潰せなくても、2次3次の選手が奪えばいいという連動したプレー。

そして、その勢いを緩ませないまま、
バイヤーは先制点を取った。
見事だった。

1点でしかないけど、
これはカンプノウで取ったアウエーゴールなのだ。
持っている意味が全然違う。

私は、バイヤーはこの点を取るために、
最初に全部をつぎ込んだのだと思ってみていた。
もし、このあとで逆転されるようなことがあっても、
アウエーゴール一つがあるかないかで、ぜんぜん違う。
最初から受け身になって、
自分の中のビッグチームに押しつぶされるようなつまらないことはもうしない。
たとえこの後の時間で負けても、アウエーゴールを取りに行く。

後半に入って、バイヤーはすぐには後退せずに、
前半同様の戦い方を続けた。
チチャリートに変わってキースが入ったけど、
キースはちょっと、こういう追い回すタイプのプレーは、
もう難しいのかなと感じてしまったな。

バルサの調子の悪さは、メッシがいないことだけに収まってないみたいだった。
まあこういう時、私はバイヤー目線なのでよくわかんないんだけど。
イニエスタが負傷退場し、事態はさらに深刻になったようにも見えた。

80分くらいまで、バイヤーのリードは続いていたけど
結局そのあと追いつかれ、逆転されるという展開になった。
バルサ目線で見ていたなら、
やっとバルサらしいプレーが出て、
結果オーライになって良かったね、な試合だったんだろう。

私は、そりゃ悔しいなとも思ったけど、
でも今までのように勝手に自滅していた時代が終わって
ただの1試合として、監督の戦術に忠実に従い、
慌てることなくやりきった選手たちに、ちょっと感動した。
逆転はされたけど、2-1の結果はぜんぜん悲観するようなものじゃない。
(数年前に7点取られたことを思えば)
可能性の残る結果だと思うよ。

44番のカンプルがとにかく良かったです。
現地で見て、いい選手だなと思ったけど、
バイタリティだけでなく、冷静さもあわせ持ってる。
しつこいのに、過剰に熱いわけではないのが面白い。
ヴィダルやベンダーと、似ているようで似ていないのはこの辺ですね。
こういう選手が状態をキープしてコンスタントに試合に出ることが出来れば
バイヤーは安定したプレーを続けられるんじゃないかと思う。
シュミットが育てただけあるな、という感じです。

今季のバイヤーは、新加入の選手たちがうまく絡んでいて
かなり面白いんじゃないかと思います。
シーズンの中では、もちろんピークも下り坂の時もあって
それがいつ来るのかはわからないけど、
1つ乗り越えたような感じのするバイヤーを私はとてもいとおしく感じます。

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テーマ : ブンデスリーガ(ドイツサッカー) - ジャンル : スポーツ

タグ : ブンデスリーガ レバークーゼン バルセロナ

23:23  |  BAYER 04 LEVERKUSEN  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)

Comment

来てますよー

何とのもんさんとこには初コメントかも。
去年息子が始めたサッカーのお陰で、サカ記事の意味がよくわかる⁉ようになりましたよ🙋

教科書とおもって読ませていただいてます。
引き続きよろしくです。
Visitor |  2015.10.13(火) 08:28 | URL |  【編集】

Visitorさん

わーい。お久しぶりです!
そして初コメありがとう~。
しかもサカカテに(笑)

息子さん、サッカー始めたんですか。
こんな偏ったブログで良かったら、何かの足しに。

お母さんは一緒にボール蹴らないの?
ボールって案外まっすぐ蹴れないもんです。
のもん |  2015.10.14(水) 22:18 | URL |  【編集】

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