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いよいよW杯予選が始まりました。
ドイツの初戦はアウエーでリヒテンシュタイン。 相手には申し訳ないが、 はたしてこういう試合が必要なのかと思ってしまう。 キッカーの予想メンバーを見て、あまり気乗りはしなかったが、 適当な生中継がないのでチョイス。 ドレッシングルームの映像の中にハイコの姿を見つけ、 うわ!!!スタメン!!?といきなり身を乗り出すのだから我ながら現金。 ドイツの顔ぶれ エンケ フリッツ、タスチ、ハイコ、ラーム シュバ、ロル、ヒッツ、トロ ミロ、王子 時系列で追うと長くなるので(追わなくても長い) まずハイコへの祝辞から♪ 勝負のかかった本番の試合で、 センターバックでのスタメンフル出場おめでとう! 決してヒマこいてたわけではなく、しっかりと堅実な仕事をしての90分。 しかも最後にはヘディングで初ゴール! そしてきっちり完封勝利!! 相手がリヒテンシュタインだったことを置いても、 十分に期待に応え、さらなる期待を抱かせる出来だったと思います。 ええ半分くらい差し引いてくれても結構ですが、 それでも十分、文句のつけようのない仕事であったと思いますね。 今回もセンターバックはタスチとのコンビ。 最初タスチが前に仕掛けようかという素振りを何度か見せたので、 これは前回の親善・ベルギー戦(→コチラ)と同じ感じで、ハイコは最後の守りかな、 と思いましたが、 今回は二人とも上がりを抑え、守りを重視したポジショニングでした。 そしてハイコは前回の後半戦よろしくスルーパスを何度も通し、 後方からの攻撃参加をしっかり担っていました。 ほんの何回か上がった場面も、イヤな形で取られてピンチ、ということはなく、 戻る時間を作れる終わり方でパスをつなげておりました。 このところ攻撃的ボランチとして突然抜擢されてたりするハイコですが、 今日はとにかく守備で勝負。 タスチと上手く連動し、必ずどちらかが攻撃に来る最初の選手に素早く体を寄せ、 相手の行く手を阻んでから、ゆっくり他の選手達と囲んで取りに行く、 という堅実なディフェンスを見せてくれました。 そして抜きにかからんとする相手には、逃げることなく勝負。シビレル。 ロングパスで裏や門を通されるような場面はほとんどなく、 ムリのない姿勢でしっかりと処理していました。 まあ守備に関してはハイコだけの仕事ではなく、 今回は本当に「守備を意識した上での攻撃サッカー」という感じで、 落ち着いて見ていられました。 ベルギー戦は単にバラックとフリのところを、ロルとヒッツに置き換えただけで、 やってることは同じだったのでえらくとんでもない立ち上がりだったのだけど、 今回はその反省を踏まえ、最終ラインの4枚はめったやたらと上がらず、 中盤から先で基本的な攻撃を担当し、 中盤から後ろで人数をかけて守備をする、という とても規律のあるプレーを全員がしてくれました。 こうなると「ああドイツ強いわ」って思いますね。 とにかくラームが上がり過ぎないことで、 トロがもう自由にのびのび動けて、王子が上手く絡める、 というのがよっく見えた試合でした。 もう前回なんてトロ可哀そうだったもん。 前後の二人に挟まれちゃって動きようがなかった。 でも今日は指示があったんだと思う。 ラームもフリッツも(まあフリッツはもとからそんなに上がらないが) 目立って自分から仕掛けるようなプレーは多くは見せなかった。 さすがにラームが後半はボール触れなくて詰まらなくなったのか、 いつもの調子で何度か上がって自分で中に切れ込んで、 という動きを見せ始めたが、 今は必要ないでしょう、という時も上がってくるのでちょっと困った。 どうにも前にばかり意識が言っているように見えて仕方がない。 左は前半のうちからバランスよく攻撃が組み立てられていて、 上がるならむしろ右の方が、大きな展開に繋がって面白いかもしれないが、 左で上がってもすでに得点も人数も不足はないのだ。 特に試合が硬直していたわけでもない。 渋滞してスペースがなくなること、後ろが薄くなることの方が心配だった。 幸い、相手の選手の中にぶっちぎりで足の速い選手もいなかったし、 中盤から後ろが早め早めに寄せていたので、 守備面の軽さが目立つようなシーンはなかったけどね。 いやもうハイコのフットワークの軽さのおかげ(笑) 私はサイドアタックが好きだけど、 サイドバックは上がった後に同じ勢いで戻ってこそ仕事をしたといえるのよ。 守備の意識の薄いバックに魅力は感じないのだ。 中盤はバラックとフリに比べると重しの点では弱いけれど、 そこは連携でカバー。 ネットでは判別しにくいのですが、ロルとヒッツがどちらともなく前後に動き、 バランスのよい立ち位置にいたと思います。 前回のようにロルが攻撃に何度も参加しなければならないような状況にはならず、 妙なスペースが空くことがなかった。 誰もかれもが動き回っていた前回と違い、あまり自分のポジションから逸脱せず、 まず自分の周りの仕事を確実にこなすところから始めよう、 という印象を受けました。 ちょっとしたミスでボールを失うことがあっても、 慌てず近くにいる選手達からまず立て直しを図っていく。 ダイナミックな感じはありませんが、集中してまとまっていて、 私はこれも面白いと思いました。 これは好き好きかも。地味だし。 ドイツの攻撃は左右で7:3くらいの割合だったかな。 トロがよく動くのと、王子が左に張り出し気味になるので、 この二人の距離感がちょうどいいんですね。 センターの左にいたハイコからスルーパスがよく通っていたので、 左に寄りがちだったのもあるかも。 ミロは決定機を外してしまったりで、 調子の悪い面が目立ってしまうような感じだったが、 ポストの役割としては上手く攻撃に絡んでいたと思う。 ただ彼の仕事としては点を入れてなんぼなので、辛いところでしょう。 まだまだ終わったとは思いませんので次に期待。 前半見事なパス交換で相手を崩して取った先制点の後、 追いつかれる可能性も無くはないが、大量得点も必要ない、 という感じでペースを握りつつ進めた試合ですが、 さすがに前半のうちに追加点が取れなかったことに、 ちょっとヤ〜な雲行きを感じました。 残り5分でギアをさらに踏み込むような 主導権の握り方をしてほしかったのよね。 後半早々47分。 トロが中央を一人ドリブル突破で抜け出し、ゴール前で左の王子へラストパス。 王子余裕でオフサイドにならない位置から抜け出してきっちりゴール! 瞬く間の追加点で、ドイツこれでノッたと思った。 そのあとラームがボクも攻撃やらせてよーって入ってきたり、 ヒッツが気の抜けたパスでそのままラインを割ったり、 ミロが何でもないトラップを処理できずにシュート体勢を作れなかったり、 おいおい2点入ったからって気を抜くなよ、と思っていたところで ミロがゴメスと交代になる。 交代の時間を作ったセットプレーで、その直後、ロルフェスが3点目を追加! そしてその後たたみかけるように、 リスタート直後にシュバが広いスペースを抜けだし、 飛び出したキーパーの頭上をループで飛ばしてゴール。4点目! リプレイが明けたすぐのゴールで何だか分んなかった。 しかしそのあと時間が20分近くあるんである。 私は気が緩んで失点すること、怪我をすることが怖かった。 いくら相手がリヒテンシュタインでも、寄せが甘くなって好きに打たせたら ピンチは増えるに決まってる。 ホームでこれ以上恥をかかせるなと、発奮してくるかもしれない。 71分には左から、かなり際どいグラウンダーのクロスを打たれる。 何をやっとるのか。 ロルに代えてマリン投入。 マリンは左に入り、トロが右か?シュバはボランチか? 守備という名の攻撃ならばいいけれど、もう点は必要ないから しっかり守りに集中してくれ。 74分、セットプレー。 ヒッツのミドルは壁の選手の出した足に当たって方向がかわりネットを揺らす。 ラッキーゴールで5点目。 王子にかわってクラニーイン。 こういう場面で投入されるFWってのも辛いもんだよな。 なんかねえ、シュバがやたらめったら動き回ってるんだよ。 キャプテンマーク巻いて浮ついてんのか? ボランチ一枚薄くなるんだから後ろにいてほしい。 前はもう人数足りてるんだし、君はもう点も取ってるんだから、 そんなホイホイあっちいきこっちいちしないで下さい。 おかげでカバーに入るためにマリンが右に行ったりして、 なんだか捕えどころがなくなってくるドイツ。 83分にはリヒテンシュタインに鋭いミドルを打たれ、 エンケがバシッとセーブする。 ほら見ろ。 85分ま今度はコーナーがもらえたドイツ。 ヘディングで合わせたのはハイコ! ぎゃーーーーーーー!!!! その後の相手の攻撃も、水際で1:1でしっかりカットしたハイコ。 ゴール前での1:1も相手にユニを引っ張られ体を倒されながらも 踏ん張って守り切ったハイコ。 エライエライ!! そして試合終了。 0−6の完勝。 でも決して相手をナメて気を緩ませて取った勝利ではなく、 きっちりと対峙して最後まで隙あれば攻撃の手を緩めなかったことで 最終的に奪った6点なのだ。 お試しメンツのようなこのスタメンで、出した結果は上出来だと思います。 たとえ相手がリヒテンシュタインでも。 |
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